久し振りに更新します。
ここ半年ほど、長男の小学校受験に「没頭」していました。
結果は惨憺たるもので、全滅。
ほぼ全ての子供にとって普通の選択である、地元の公立小学校に進むことになりました。
普通の選択にこれほど涙がこみ上げてきたことはありませんでした。
国立も私立も受けましたが、志望は国立。
「最後は抽選だからね。だめだったら公立に」
と割り切れていたはずだったのですが、予想以上のショックで、
12月からつい最近までの落ち込みようは本当にひどいものでした。
「私いなくなりたい・・・」
と思ったこともありましたし、
半日以上、布団にもぐって泣いた日もありました。
#子供がいるので、ずっともぐって泣いているわけにもいかないのですよね
気持ちのアップダウンもあり、元気に大掃除できる日もあれば、
先ほど書いたように、もぐって泣いたり、人と話すのもつらく、
ひたすらぼーっと過ごした日もありました。
小学校受験なんて水物、合否の結果なんて気にするな、
頑張った結果が公立なら、それが最善の選択、進む道だということ、
などなど、さまざまな「慰め」の言葉が思い浮かびましたが、
気力も時間もお金もささげた受験までの日々。
どうしても心を元に戻すことはできませんでした。
あれほど頑張ったのに、努力したのに、結果が残らなかった。
そんな経験は今までなかったかもしれません。
今こうして、何にも意欲が湧かない自分が悲しい、
こんな毎日嫌だ、
かといって、
心を入れ替えて自分を奮い立たせることはできず、
もう私だめかもしれない、と思いました。
あるとき、
「子供(の受験)に没頭しすぎちゃだめだよね・・」
と自嘲をこめてママ友に話した時、一人のママ友が言いました。
「これ以上没頭させないように、(子供が)落ちたんじゃない?
受かってたら、もっと没頭してたよね?」
これで目が覚めました。
そうだったのか、と。
ここで合格していたら、もっともっと没頭して、「合格」して最高どころではなく、何かもっと悪い結果になっていたかもしれない。
私を救ってくれた一言でした。
やっと気持ちが上向いてきた今日、YOMIURI ONLINE「発言小町」の、「意欲が湧かない」という相談に対し、
こんな回答がありました。
“人間にとって一番大変なことは、大変な時期に前に突き進むことだそうです
調子のいいときに前進することはたやすいけど、大変でも前に進めるかどうか
これが大切だそうです
スピードが落ちてもいいから前進するようにする
前に進まないと見えないことがあります
もちろん、倒れてはいけません”
あんなに頑張っていた長男。
合格させてあげられなくて、ごめんね。
今回は私の努力は、「合格」という形では実らなかったけれど、
じゃあ、ここから、現状からどう盛り返して行くか、そこに親、というよりむしろ、人間の真価が問われるのでしょう。
実際、「合格」が努力の結実だったのかなんて、もっと長い目で見ないと分からないのですから。
没頭しすぎることなく、また新たに一歩進んでいきます。
このブログにも、ここ半年のこととか(受験準備以外、大したことやってないのだが…)、受験で感じたことなど、書いていきたいと思います。