先週から話題になっている都議会の『セクハラ』やじ問題。
やじの内容もさることながら、そもそもの
『セクハラ』やじ
という表現。
違和感があるのはわたしだけでしょうか。
あれはセクハラじゃないでしょう。
誹謗中傷でしょう。
さっさと結婚しろだの、子供が産めないのかだの。こんなひどい暴言をセクハラなんてカタカナ言葉で片付けてしまう報道もおかしいと思います。
カタカナで表現されたら中身が軽くなる印象があります。セクハラだといった時点で議場で一緒になって笑った議員と同レベルです。
言われて初めて気付きましたが、こんな誹謗中傷やじが普通に飛んでしまう議会のある東京で、オリンピックやるんですよね？
なんてひどい宣伝になったことか。
今さらどの面下げてですが、発言した議員さんは少しでも早く謝るべきです。そしてその古い認識を改めるべきです。謝ったって考え方変わらなかったら意味ないですから。
こんなこという人間が政治家っていうのがもう間違いですが。
逆に。
わたし子供４人います。というと、偉いね！みたいなことを稀に言われますが。
いやいや、国のために産んでないし。
たまたま運のいいことに授かれただけだと思っています。産みたくて産んだのだし。
そしてだめになった妊娠も経験しています。
産みたくて産んだ子供たちですが、育児はやはり大変です。
お前が産めばいいじゃないかなんて、子供が産めないのかなんて、簡単にいってほしくない。
妊娠する苦労、妊娠を継続する苦労、出産の苦労、育児の苦労、やじを飛ばした議員は絶対わかってないよ。
報道機関には『セクハラ』表現を改めていただきたいし、発言議員にはお詫びを述べていただきたいです。
あぶり出される前に少しは潔く名乗り出てほしいです。