朝の朝食は毎回オクトーバーホールで取る事に決めている。宴会場のバイキングより種類が豊富で、木作りのテーブルやオルゴールのBGMなど部屋の雰囲気もいいからだ。これまででも十分満足だったのだが、今回さらにメニューがグレードアップしていた。目玉焼きを焼くシェフと生のフルーツでミックスジュースを作る演出は少々高級なホテルなら良く見かけるものだが、クロワッサンやメロンパンを目の前で焼くシェフは初めて見た。オレンジを丸ごと絞ってジュースを作る機械も設置されており、料理の手作りと作りたてを意識した改革がなされていた。あと、コーヒーの豆をその場で挽くというのがあれば完璧だと思う。
食後は朝一のリフトに間に合うようにゲレンデに出る。毎朝圧雪車でゲレンデを慣らすから、昨晩のアイスバーンも解消されているだろうと思いきや、まだ所々残っている。どうやら暖冬で雪が少ないので急斜面はゲレンデの雪つきが悪く、圧雪車が入れないようである。
↑二日目は天気も快晴。 ↑スクールの前にウエストMt.で練習
さて、今日は妻と子ども達はスクールに入校する予定だ。レベル4のコースに入った子ども達はゴンドラに乗ってイーストMt.まで滑りに行く。レベル3の妻はホテル前のゲレンデで練習をするという。妻の滑りを見ても仕方が無いので、子どもについてイーストMt.に移動。離れた所で見ていると、準備体操をした後スクール生は皆カニ歩きで斜面を登り始めた。「最初の段階から教えるのか・・・」と思いながら、折角の自由時間を無駄にしないよう筆者はクワッドで一本上る。
雪面に降り立つと、ウェストMt.とは雪質が全く違う事に気がついた。ウエストでは斜面の所々にアイスバーンがあったがこちらは全く無し。高速で大回りをしながら一気に下まで降りた。気持ちがいい。やっと北海道に来たという実感を味わった。
下まで来ると先ほどまで練習をしていた場所に子供達の姿が無い。いよいよコースに出たのかと思い、再びクワッドに乗って探したのだがどこにも姿はない。三度目にリフトに乗った時、最下部のイージートレイルコース(最大斜度8度、平均斜度3度)でハの字ターンの練習をして姿を見つけた。レベル4はパラレルができるクラスだと聞いていたので、今日はずっと大回り・小回りの練習をするものとばかり思っていた。基本からしっかり復習という趣旨は理解できたが、それにしても進行がゆっくりしている。
↑たくさんの子ども達と練習
残り時間も少なくなってきたので、中級のイーストティニューコースを繰り返し滑る。この日の天気は快晴で、山の中腹からは遠方の羊蹄山が目に映る。蝦夷富士とも呼ばれる成層火山の見事な三角形がくっきりと青空の中に浮かんでいる。時々立ち止まって風景を楽しんでいると、ようやくスクールの子供達がこの斜面まで登ってくるのが見えた。
やっと大回り小回りの練習が始まったようだ。ところが、スクール生の中には止まる事もままならない子どももいる。他の子どもも基本はボーゲン。どうやらこのクラスはパラレルができ始めた人ではなく、これからパラレルを始めたい人が申し込むクラスだったようだ。スクールの説明にはSAJ3級程度とあり、我家の子どもにはレベルが高すぎるかも知れないと心配していたが、それとは逆の実態があった。コーチもどうしてもできない子どもの方に目が行くようで、2時間の講習で長女が受けた指導は「ストック使いを考える」事と「斜面から逃げない」事の二点、長男は「手を大きく広げる」だけであとはできているとの評価をいただいたようだ。次回スクールに入る時は一段階上のクラスに入ったほうがよさそうだ。
↑長女は中々いいフォームで滑っている ↑筆者も気持ちよく滑走