ピアノとのお別れ | my one and only days

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東京在住関西弁ペラペラのジャズボーカル講師が
2012年誕生した娘の成長を中心に、面白い日常や、はまっていることなど、楽しく書いてます。


ご訪問ありがとうございます照れ


先日、奈良へ帰省し、

長年お世話になった実家のピアノを

買い取りしてもらうことに。



実家では、母が少しずついろんなものを片付け

始めていて、こういうの終活というのでしょ

うか🤔



その関係で、ピアノも早めに、ということに

なったのです😢

確かにそうなんだけど、お別れの日がほんとに

来るなんて。。。



東京の自宅にはもうピアノがあるし、

実家のピアノは、音も響かなくなってしまってる。

東京には連れてけないえーん

あきらめるしかないよね。。。



6歳のとき、兵庫県の仁川の家にやってきて、

3年後に奈良に引越し。

それから20年経って、家を建て替え、

今の家の2階に運ばれました。


相棒のいるこの部屋が好きでたまらない。

今の仕事ができるてるのも、両親が習わせて続け

てくれたおかげ、このピアノのおかげ。



クレーンに吊られて行くピアノを見てると

あのピアノを弾いていた幼い私や、学生の私、

社会人になってから猛烈に練習していた私、

全部があの中に詰まってる気がして

さみしくて、それまでこらえてた涙があふれて

しまいました。



引取りの業者のおふたり、お相撲さんみたいに

かっぷく良かったです照れ


トラックにちょこんと収まってしまった。

全部で4台のピアノたちが一緒に運ばれていき

ます。



覚悟を決めなきゃいけないのに、

ウジウジと、子供みたいに、

ちょっと待って、まだ行かんといてと

往生際が悪い私。



でも、私のところにいるより、まだまだ

役に立てるんだよね。

今までほんとにほんとにありがとう



トラックが見えなくなるまで、見送りました。

2階の部屋に戻ると、部屋が広々してて、

それがまたさみしくて、

泣きながら、ピアノのあった場所を床掃除。。


その日は生駒山が夕焼けで真っ赤でした。

びっくりして写メ!

相棒がいたこの部屋の窓からの眺めはいつも最高

でした❤



お読みいただきありがとうございました🌸