何から書けばいいかちょっと分からないまま書いてますが…

前回のブログで尿道カテーテル出来なかったことを書いた後何故か洗面器でやってみると言い出したのでそれなら尿器でやってみたら?となり以来何とか無事に尿器でオシッコ出来るようになりました。


それから何日かは変わりなく過ごしていたんですが…

先週中頃からせん妄が酷くなってきて段々と意思疎通が難しくなってきました。


それでも何とか頑張ってきたんですが…


土曜日あたりからまた1段階せん妄が酷くなり

土曜日の夜は一時も目を離せなくなり動き回ろうとする旦那さんをなだめ押さえ寝させる…これの繰り返しで朝になってしまいました。 


輸液が入っているケースを取ろうとしたり点滴の針を触ってみたり突然起き上がって立ち上がろうとしたり…


そのたびに私が止めさせるもんですから旦那さんには私が敵に見えたのかもしれませんが…


昨日のお昼過ぎいつものように動き回ろうとする旦那さんをなだめていると劣化の如く怒りだしてどこにそんな体力が残ってたのかとびっくりするほどの力で私を叩いてきたり両足で蹴ってきたり…もうこれは旦那さんじゃないとその時は思うほどで…


看護師さんに助けを求め家に来てくれるまでの間必死で旦那さんをなだめてベッドに寝させるだけで精一杯でした。


看護師さんの顔を見た途端にこらえてたものが溢れてきて号泣してしまいました。

看護師さんは私を落ち着かせてから旦那さんのところへ…


旦那さんは穏やかに受け答えしていました。


それも私にはかなりショックな事で…


分かってはいるんです。

せん妄のせいだということ…

頭では理解してるつもりでも気持ちが追いついて行きませんでした。


その後訪問医療の先生に連絡していただき相談した結果薬を使って鎮静させましょうという事になりました。


高カロリー輸液の中にドルミカムを注入してくださり先生が帰られた後旦那さんは目を閉じて寝息を立て始めました。

あんなに夜も寝ないでずーっと目を見開いていたのに…


そのまま旦那さんは今もずーっと寝ています。


私のこの判断が正解だったのかどうかは分かりません。

娘たちにも薬を入れる前にLINEで伝えたんですが

「母さんが一人で介護してくれとんやから母さんが決めた事なら私達はそれを尊重するよ」と言ってくれたのは救われた思いでした。


今朝、看護師さんがいつものように来てくださり

先ずは私の事を気遣ってくれて…ありがたかったです。


今日の旦那さんは脈拍が124血圧が102/72、SPO2が85%…

先生からも看護師さんからも突然呼吸が止まるかもしれないので注意しておいてくださいと言われました。


ベッドで軽い鼾をかきながら寝ている旦那さんの寝息を常に気にしながらの生活が始まりました。


今はこの生活がいつまで続くのか分からないけど

1日でも長く続いて欲しいと心から思っています。

食道がんが見つかって余命宣告を受けて…

残り少なくなった旦那さんとの生活が穏やかに長く続いてくれる事が今の私のただ1つの願いです。