昨日一日お休みして今日は面会に…
そーっとカーテン開けると旦那はよく寝ていました。
一昨日は無かった点滴が…
昨日の夕方から始まったそうです。
ビーフリード輸液…ここ何日もまともに食べていないので栄養補給の点滴のようです。
食べようとして座ると頭の重さが首の付け根から肩にかかって痛くて食べる気も起きないそうです。
座って食べるより寝ていた方が楽なので結果ひと口も食べないまま何日も…水も飲まない…ご飯も食べない…
トイレと放射線治療以外は寝たきり…
夜中のトイレが一番しんどいと言ってました。
起き上がるのも歩いてトイレまで行くのも…
リハビリも毎日迎えに来てくれてるようなんですがしんどいからとずっと断ってるんだとか😓
こんなんじゃ3週間の予定の入院だけど退院なんて到底無理なんじゃないかと思ってしまう。
しんどいのも分かる座ると痛いのも分かる…けど
リハビリ頑張ろうとか無理してでもちょっとでも食べようとか思わないんだろうか…
ずっと病室に居ると今日が何曜日なのかわからなくなると言ってたけど…大丈夫だろうか…
精神的に参ってしまって壊れてしまわないだろうか…
カサカサになった旦那の足に保湿剤塗りながら
こんなに細くなっちゃって…と泣きたくなる…
そんな状態なのに大学病院ならではの研修医さん達がゾロゾロと…「お話聞かせてくれませんか」
とやって来る。
「辛い時は言ってくださいね」旦那は断らずに研修医さんの質問に答えていました。
「どんな時つらいですか」「ご飯は食べられてますか」
今辛いんですけど…食べられないから点滴してるんですけど…
ゾロゾロと帰ったあとで旦那に「しんどいんやから断ったらええのに」「明日も来たらちゃんと断わりよ」と言っておきましたが…
そんなこんなで帰る時間になったので「明日も来ようか?」って聞いたら「来れるんなら来てくれたら助かるけど無理せんでええよ」と…
病院の前からバスに乗って電車の駅まで…
この駅はもう50年ほど前に私が高校に通うために毎日利用していた駅で…
駅舎だけは年季が入って古びてしまってますが近くの川やお店なんかは当時と変わりなく…
あの頃の私は50年後、入院している旦那の面会のためにまたこの駅を利用することになるなんてほんとに想像すらしていなかったしこんな辛い思いで毎日過ごしているなんて夢にも思ってなかったのに…
そんな事を思いながら電車を待っていました。
多分明日もこの駅に降りるんだろうな…。