実家の父が亡くなって10日がたちました
仕事が終わると家とは反対方向になる
病院へ毎日のように通い続け
気がつくと1年が過ぎていました
この一週間はまっすぐ家へ帰るのが
なんだか忘れ物をしているような
へんな気分でした
年を明けてからは 「何時その時が来ても
覚悟しておいてください・・・」と言う
主治医さんからの言葉
用事で行けない日は それが今日だったら
どうしよう・・と言う気持ちで 翌日の仕事が
終わるのが待ち遠しかったです
そして 父の私を見つめる眼差しと
暖かい手に触れるとホッとしたものでした
たぶん 父はこの世で一番私を愛してくれた
男性でしょう(ダン君 ごめんね)
私がまだ子供のころ 自営業だった父は
よく配達に連れて行ってくれました
行った先でお菓子を買ってもらうのが
楽しみでした
20歳を過ぎたころ一緒にパチンコへ行ったり
父が大好きだった釣りへも何度か連れてって
もらいました
若いころは好きなお酒を飲みすぎて
いろんな失敗も何度かあったようです
( 全裸にはなってないようですが・・・)
いつも おだやかで子供(孫たち)からも
「おじいちゃんは癒しの人だね」って
言われるくらい やさしい気持ちにして
くれる父でした
そんな父に 思わぬ人達からの
お悔やみの言葉やお供え物を頂いたことを聞き
本当にありがたく
「父さん よかったね」って手を合わせています
そして何も言わないけれど癒してくれた
あのやさしさ受け継いでいけたらって思います
父さん ありがとう そして やすらかに・・・