5月も半ばですが、むしろ肌寒い東京です。
明日からは、だいぶ暑い日も増えるようですね。
あなたのところはいかがでしょうか?
さて今日は、
前から決まっていた大きな予定の前日に、
ちょっとしたことから調子を崩し、
当日の朝はびっくりのコンディション。
さぁどうする?
ーーそんなお話しです。
これは私が先日体験したことなのですが。
そのシチュエーションで、
まず自分で驚いたのは、
「なんとおもしろいほど思考が渦巻くことか!!」
ということでした。
はたして今日一日、乗り切れるのか?
明日以降も、何日かは引きずるだろうな。
またこういうパターンにしてしまった…
進歩のない自分。
これからもずっと変わらないのでは。
いやいや、とにかく今は切り替えなきゃ。
等など。
不安、焦り、
現状への抵抗、
状況をコントロールしたい強迫観念、
ネガティブな未来予測、
ーーネガティブなものがてんこ盛り!!
でもこれ、ぜんぶ思考だよな。
思考は過去でも未来でも自由に羽ばたいて、
いろいろな感覚を創りだしているけれど、
それらは「今」本当にあるものではないよなぁ…
と思いました。
では、なにが「今」ここにあるものなのか?
それは、頭の奥にある痛みだったり、
首や肩の重さだったり、
胸のあたりにある不安感だったり、
とにかく、
今感じているものだ、と思いました。
「感じているもの」は、
少なくともその時の自分にとっての真実だけど、
そのほかの、
体調がこうだという観察や、
これはこういうパターンだとかいう分析、
このままだとこうなってしまうという予想、
なんとかしなくてはという抵抗などは、
真実かどうかはわからない。
だから、
思考のうごめきはうごめくままに、
ただ、「今感じているもの」に気持ちをむけて、
抵抗を抜いて、
リラックスしたままそのかんじを味わいました。
すると、
頭の奥のこわばりも、
首や肩の重さも、
胸のあたりにあった不安感も、
次第に薄くなっていきました。
(普段は気持ちを向けるとスッと消えていくことも多いのですが、
感じづらいコンディションだったので変化はゆるやか。
でも、だいぶ楽にはなりました!)
思考のうごめきは、一見もっともらしいのですが
それに乗ってしまうと、渦に巻き込まれて、
ドツボにはまって終わりがちなのですよね。。
思考のワナにはまらず、
起きることは起きるにまかせて、
抵抗をぬいて味わったほうが、
むしろ、一番いい方向にいきやすいのです。
思考に振り回されていることは多いけれど、
やっぱり「考えるより、感じること」。
自分の感覚を味わうことが、
今に生きる鍵なんだなぁ…と
あらためて思ったひとときでした✨