桜前線も、だいぶ北にあがりましたね!
今ごろはどのあたりが満開なのかなぁ…と思いつつ🌸


さて土曜日は、私の昔の話をお届けしています。

*前回はこちら



学校生活を楽しみながら、

いろいろな勉強会ものぞきつつ、

あとはやっぱりアルバイトです。



最初にやっていたのは、

当時、JR田町駅の構内にあった

喫茶&バーのようなところの店員。


お仕事帰りのおじさまやOLさんが、

ちょっと食べたり飲んだりするのに

使われているお店で、

カレーや日本酒などをお出ししていました。



それまでのアルバイト経験は、

ひとりで黙々と作業するものばかりだったので、

(製紙工場で紙を数えたり、早朝に天ぷらを揚げたりとか…)


「人と連携して仕事をする」ということを

そこで初めて経験して、戸惑いましたね。



狭いカウンターのなかですから、

たとえば、私がお皿にご飯をよそって、

他のひとに「お願いします」と渡して

カレーを盛り付けてもらうような場面が多かったのです。


その「お願いします」を言うのが

本当にハードルが高くて。爆笑



もともと私は、

自分から人に話しかけるのが大の苦手で、


中学校に入ったときには、

仲のいい友達と別の学校になって、

自分から人に話しかけることもなかった結果、


何週間か、だれとも話をしない生活

していたくらいでした。



なので、特に仲良くもないひとに話しかけるとか、

ましてや、業務とはいえ「お願いします」なんて

とんでもない!ガーンという感じだったのですよね…。


(それなのに、なぜ店員のアルバイトを選んだのだか謎です爆笑


そうは言っても、やらざるを得ないですから、

「お願いします」と言うことにも

なんとか慣れていきました。




また、お客様との会話が生じるということも、

当時の私にはカルチャーショック!爆笑


見知らぬひとと、とくに話したいこともないのに、

何を言えばいいの?!という状態で。



「普段はなにしてるの?」と聞かれて、

「鍼灸学校にかよってます」と答えると、

「じゃ、必殺仕事人だね!ウインク」と、

鍼をブスッと刺す仕草をしてくださるような

お茶目なおじさまがよくいらしたのですが、


「はぁ…(仕事人って知らないし)」というような反応しかできずに、

今思えばたいへん申し訳ないことでした。。


(お店のママさんがフォローしてくださって、

 少しずつ応対にも慣れていきました。)


*必殺仕事人は、延髄に鍼をさして敵を仕留める特技(?)をお持ちのかたみたいですね。



次は、牛たん&とろろ&麦めしの

「ねぎし」というお店の、

今はなき新宿某店のホール担当。


ご注文をいただいたら、

「◯◯いただきました!」と大きな声で

注文を通さなくてはいけないのですが、


まぁそれができなくって!笑い泣き



「人前で大きな声を出すってどうしたらいいの??」

という状態でしたから、

(それなのに、なぜホールスタッフに応募したのか謎です爆笑


「声が小さい!」とご注意をいただいたり、

時には声が裏返ったりしながら

必死でやっていましたね…。


(しかも私の滑舌では、「ねぎし定食」はとても言いづらかった…。



今では、人がたくさんいるところで

大きな声でアナウンスをしたり、

初対面のかたとお話ししたりも普通にできますので、


こう振り返ると、

あのときのアルバイト経験で鍛えられたのだなぁ…と

つくづく思います。



なんでも、やっていけば慣れる。

そして、人間は変わることができるのですね!ニコニコ



鍼灸学校時代のアルバイトは、もうひとつあるのですが、

長くなりましたので、また来週お話しさせていただきますね✨