昭和の遺構〜本牧三之谷・木下電気商会〜 | koji sano's photography.

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本牧通りの本牧三之谷交番前にある、この建物...

 

一部の人たち(私を含む)には非常に人気です。

 

平成の世は殺伐とした鉄筋コンクリートの時代でしたから。

 

開発するにしても、その場所に長い年月根をおろしていた樹をぶったぎってマンションを建ててから新しい木を植える...

なんなんだろうなと思ってしまいます。

 

この建物はぼろぼろかもしれませんが...

 

少なからぬ人に、昭和を思い出させてくれる...

 

大切な存在。

 

いつかは取り壊されて無くなってしまうのでしょうが...

 

形あるかぎり、都会での戦いにくたびれ傷ついた気持ちを癒して欲しいと思っています。

 

 

以下の記事本文は個人ブログより転載しています。

 

https://koji.yokohama/?p=2073

元記事のURLです。

 

 

 

本牧通り、本牧三之谷交番前の交差点にあるこの建物。

 

 

 

横浜の中心部からさほど離れていない、幹線通り沿いにでん!と控えている姿。

 

 

 

昭和臭がぷんぷんします。

 

 

 

いくつかのお店が並んでいたようですが、ここは生花店だったようです。

 

 

 

ここはテナントが何度か変わっているようです。

 

 

 

「讀賣」の文字...

 

読売新聞の専売所だった時代があったのでしょうか。

 

その上に「丸」に「み」の印があるのはわかります。

 

その他の文字はちょっと分かりません。

 

 

 

この自動車、出入りしているのでしょうか?

 

 

 

昭和の中に、唯一、平成があるような感覚です。

 

 

 

しかし、ガレージの中に積んであるものをみると、ガレージから車を出し入れしたら、雪崩を打って崩れてきそうです。

 

タイヤやホイールに埃が積もっているので、動いてないように見えます。

 

 

 

しかし、ストリートビューで見ると、車の左前輪は鉄板より奥にあって完全にコンクリートの上にあるのですが...

 

 

 

この写真で見ると、鉄板の上にかぶさっています。

 

ですから、全く動かないわけではないのかもしれません。

 

 

 

ん?

 

テントの巻き取り部分が朽ち果てているのか。

 

 

 

タカナシ時計店...

 

「S」マークの看板ですが、なんと書いているのか分からない。

 

現地で、よく目を凝らしてみないと写真からではわかりません。

 

神社の玉垣や石灯籠の文字だと、画像の補正で文字がくっきり浮かんでくるのですが...

 

この看板は補正をかけても文字が浮いてきません。

 

家で画像補正すれば分かると思ったのが甘かったです。

 

「加盟店」とおぼしき文字だけはわかりましたが、その上のカタカナの名称?は右側は分かりますが、左側が全く分かりません。

 

 

 

木下電気商会の看板、文字がさほど薄れていないので、意外と新しいのかな?とも思いましたが...

 

電鈴(でんれい)...

 

非常用のベルや、家庭のチャイムなどのことのようです。

 

この言葉は50歳の私でも用いたことはないので、かなり古い言葉なのかもしれません。

 

「工」の旧字体...

 

「工」には旧字体・新字体は存在せず、通称「ぎざ工」と呼ばれる変自体で、変換しても出てきません。

 

 

この看板、結構古いのかもしれません。

 

 

 

   

この建物...

 

実は廃墟ではなく、今でも生きています。

 

「CANS SHOP」というこれまたレアな自動販売機ですが...

 

販売中のランプが点灯しています。

 

電気が通っています。

 

電気料金が発生するので...

 

この建物を管理している人はいます。

 

 

 

     

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