ゼロ金利政策、早期解除観測強まる

 6月30日発表の5月の全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除くベース)が前年同月比0.6%増と上昇基調が鮮明になったことを受け、金融市場で日銀によるゼロ金利政策の早期解除観測が強まってきた。同日発表の5月の完全失業率も約8年ぶりの低水準になるなど、着実な景気回復が改めて確認されたためだ。

 日銀が4月下旬にまとめた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」によると、2006年度のCPI見通しの中央値は0.6%。日銀のシナリオ通りで、早ければ7月にもゼロ金利解除との観測が強まった。ただ30日は日経平均株価が急上昇したものの、株価動向は依然不透明な状況が続いており、市場には早期解除に懐疑的な見方も残っている。




福井問題でごたごたになっている日銀ですが、ゼロ金利は解除したくてうずうずしているはず。

もし来月解除の話が出てくるようだと、株式市場は再び混迷の時を迎える可能性があります。


さあどっち!?