「アルセロール・ミタル」誕生へ、生産量は新日鉄の3倍


鉄鋼世界2位アルセロール(ルクセンブルク)は25日の取締役会で、最大手ミタル・スチール(オランダ)との合併を全会一致で決めたと発表した。ミタルによる事実上の買収提案を受け入れた。ミタルはアルセロールの株式の約49%を取得して「アルセロール・ミタル」を設立する。株主総会で承認されれば、年間粗鋼生産量が約1億1000万トンと、新日本製鉄の3倍超にあたる巨大企業が誕生する。アルセロールは先にロシアのセベルスターリとの合併を発表しており、同社の対抗策が今後の焦点となる。

 アルセロール・ミタルの本社はルクセンブルクに置く。粗鋼生産量で世界のシェアの約1割、日本の年間生産量を上回る規模となるうえ、売上高は約719億ドル(約8兆3000億円)。ミタルは統合による購買や設備投資での相乗効果を16億ドル(約1800億円)と見込んでいる。





☆ついに成立してしまいましたね・・・
これは確実に歴史の流れを変える一撃になるとみています。来年から日本はまさに激動の渦に巻き込まれていくんでしょうね・・・生き残れるのはどこか!?