<自動車実績>日産の不振深刻、操短や減産も

自動車大手5社は26日、5月の生産・販売実績を発表した。日産自動車の不振は深刻で、4月同様、国内の生産と販売・輸出・海外生産の4項目すべてが前年同月の実績を下回った。三菱自動車を除くトヨタ、ホンダ、マツダの3社も国内販売は前年割れで、ホンダは日産と同様に2ケタの減少だった。

日産は、昨年9月まで国内外で大規模な販売増加活動に取り組んだが、同10月には反動で大幅なマイナスに転じ、その後も落ち込みを解消しきれずにいる。国内販売の減少は8カ月連続。昨年5月発売のミニバン「セレナ」など売れ筋の車種はあるものの、好調な軽自動車を除いた小型・普通車のマイナス幅は前年同月比20.4%減だった。

主力の国内、北米市場とも今秋まで新車投入の予定はなく、しばらく苦戦が続きそうだ。既に追浜(神奈川県横須賀市)、栃木(栃木県上三川町)の2工場で4月から操業時間を短縮し、減産している。

トヨタ、ホンダ、マツダは北米などでの販売増を背景に、海外生産は5月としては過去最高を記録。しかし、ホンダは国内販売の減少幅が同11.2%と大きく「ステップワゴン」の全面改良があった1年前と比べ販売台数は大きく下がった。

5社の中で唯一、国内販売が前年同月を上回った三菱自は軽乗用車「アイ」などが貢献した。【




これはかなり深刻だなあ・・・。せっかく日産に投資しようと思ってたけど撤回ですな。