「大型連休明け8日の東京株式市場では、買い一巡後に伸び悩み商状となった。5日の米国株高や、シカゴ先物高を好感し、平均株価は午前9時7分に1万7375円25銭(前週2日比221円48銭)まで上昇。その後は円高・ドル安加速に対する警戒感から輸出関連株主体の利益確定売りに上値を抑えられた。高値圏で株価指数先物に大口売りが断続的に出たことも現物株指数の上げ幅縮小につながった。なかで、不動産、証券、銀行など内需関連株の上げが目立ち、指数を下支えした。市場では、「NY株高は結構だが、円高進行が悩ましい。米現地10日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で次回の利上げが様子見となり、一段の円高となれば手が出しにくくなる。ただ、為替の影響はコスト削減努力で克服できると判断しており、波乱場面は買い場になるだろう」(東洋証券の大塚竜太・情報部ストラテジスト)との声が聞かれた。平均株価は前週2日比132円39銭高の1万7286円16銭と3営業日続伸した。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1032、値下がり551。出来高は9億3289万株。売買代金は1兆5123億円。東京外国為替市場では、円買い・ドル売りの流れが強まり、1ドル=111円台後半(前週2日終値は113円80銭)で取引されている。
 オフィス賃料・地価上昇が伝えられ、住友不、三井不、菱地所、東建物、ゴールドクレ、クリード、NTT都市、ケネディクスなどの不動産関連株が値を飛ばし、東証1部の業種別株価指数で不動産は値上がり率トップ。鹿島、清水建、大林組、東建コーポなどの建設株も上昇。大東建が新値取りに進み、前3月期連結で経常41%増益が観測された大和ハウスも堅調。三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそなHD、三井トラスト、住友信託など大手銀行株が一部外国人買いを交えて軒並み高となり、静岡銀、武蔵野銀、七十七銀が年初来高値を更新するなど地銀株にも高いものが目立った。大和証Gが新高値を付けたほか、野村、日興コーデ、三菱UFJ証など他の証券株も買われた。T&DHD、損保ジャパン、日本興亜、ミレアHDなどの生損保株も高い。ダイヤリースが上場来高値を更新し、クレセゾン、芙蓉リース、イオンクレ、オリックスも値を上げるなどノンバンク株の一角も引き締まった。ナスダック指数高を映し、エルピーダが上場来高値を、トプコンは年収来高値をそれぞれ更新し、ソニー、東エレクも上昇。年内から世界標準規格のICタグ量産が伝えられた日立や、ファナックは強含むなど主力ハイテク株の一角も堅調。コマツが上場来高値を、住友重、スピンドルは年初来高値をそれぞれ更新し、前3月期連結で経常43%増益が観測された森精機や、SMC、クボタも値を上げるなど機械株も物色された。日産自が新値取りに進み、スズキ、富士重は小高くなるなど自動車株の一角もしっかり。JFE、新日鉄、住金、神戸鋼、山陽特鋼などの鉄鋼株も堅調。今3月期に大幅増配の公算が伝えられたNTTが上伸。1年間で仮想モール出店数が約3倍増と伝えられたヤフーや、ソフトバンクも値を上げた。個別では、前3月期黒字転換の田谷が急騰し、年初来高値更新で値上がり率トップ。米航空宇宙局、米ボーイング社と共同で次世代超音速旅客機の開発が伝えられた川重、石川島はそれぞれ出来高1、2位となり、上値を追った。短期資金流入観測のホウスイ、今3月期急回復見通しのオーイズミ、今3月期好業績見通しの栗田工なども高い。
 なかで、前3月期連結推定で最終74%減益のペンタックスが値下がり率トップ。国際帝石は値下がり幅トップ。4月売上高が不振に終わったUアローズとポイントや、スルガ、ユニマライフ、博報堂DY、NSSOLなども安い。」



キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! ですよ。持ち越していたダヴィンチ、アルデ、アポロなどが一気に大幅高♪

素晴らしき週明けです!


何だかんだで、明日の前場くらいまでは好調をキープしてくれるんじゃないかと期待してます。10日のFOMCの動向が依然不透明なので、おいら的には火曜日は持ち越さないつもり。それまでは上値を追っていきます♪