※ 浜岡だけでなく、伊方も川内も廃炉に!―というか、日本中全ての核施設(再処理工場・原発)を廃止に!

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 100116朝日

 名古屋大学・広島工業大学のグループが、静岡県から吸収までの沖合の海底に、撓<たわ>んだ崖のような構造「撓曲崖」が400km以上続いていることを詳細な海底地形図で確認。その下には活断層があると推定される。これまで報告された多くの海底活断層より陸側。東南海、南海地震の際こでが同時に動くと、局地的な海底地すべりによる津波などをもたらすおそれもあるという。

 海底にある活断層の分布などは正確に把握できていない。中田高・広島工業大学教授らは、海上保安庁の水深データをもとに、静岡から九州にかkての太平洋側について、海底の細かい地形が判読できるような地図を作製した。

 鈴木康弘・名古屋大学教授らはこの海底地形図から、静岡県沖から九州の日向灘にかけて、沿岸から20~40キロ沖に、幅20~30キロ程度の撓曲崖が続いていることを確認した。部分的には指摘されてきたが、東南海、南海地震の震源域が並ぶ南海トラフに並行して続くことがわかった。

 撓曲崖は、地下深部にある活断層がずれることで、その上の地層が撓んでできることが多い。今回確認された撓曲崖の下にも「活断層がある可能性が高い」と鈴木教授。

 推定される活断層は、東南海、南海地震を引き起こすプレート境界から枝分かれした断層(分岐断層)とみられ、巨大地震の際に同時に動く可能性がある。(瀬川茂子)