今日③

※ 静岡新聞のHPを見ると、「浜岡原発」という独立項目があるのですね。
  ここで地震がひきがねになって、あるいは特にひきがねがなくても大事故があれば首都圏は風向きによっては壊滅的影響を受けるというのに、“中央紙”はこの問題に目をつぶっていていいのか・・・

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5号機の地震動高数値の原因究明を 中電に保安院
2009/08/28
 経済産業省原子力安全・保安院の耐震・構造設計小委員会が27日、開かれた。11日に駿河湾で発生した地震で、浜岡原発(御前崎市佐倉)1~5号機で観測した最大地震加速度のうち5号機が他機に比べ大幅に高い数値を記録したことが議題に上がり、委員から「きちんとした原因究明を」と中部電力に厳正な対応を求める声が相次いだ。
 地震では各号機地下2階の水平方向の計測値が1~4号機は109~163ガルだったのに対し、5号機は426ガルを記録。同機1階では488ガルを計測し、設計時に設定した基準地震動の484ガルを超えた。
 小委の議論では、数100メートルの範囲内に建つ原子炉間でこれだけの差が生じた点を重視する委員が多く、「例えば(5号機の地下に)知らない断層などがあるのかもしれないことを頭に入れる必要がある」などと指摘する意見が上がった。
 中電側は既に各種調査に取り組んでいる状況を説明し、「地下構造の特性を把握できるよう努力し、要因を突き止めたい」と答えた。
 また地震では主に5号機で小規模なトラブルが51件確認され、主査を務めた東大地震研究所の纐纈一起教授が「マグニチュード(M)6・5でこれだけの問題が起きた。(東海地震で想定される)M8ではどうなるのか」と厳しく問いかける場面も見られた。