山本モナさんの復活はないのだろうか。”二度も”ということが大きかったのだろうか。

  たまたま最初に出会った刑法のテキストが平野龍一先生のものだったことと、だめ受験生で、毎年結局興味のある科目しか勉強しないでいたので、刑法総論と憲法総論だけが頭に沁みついていることから、常に、どういう個人のどういう利益(被害)が害されたのかという発想をしてしまう。

 個人に着目すると被害者は奥さんだろう。だがそうだとすると奥さんを苦しませたのはモナさんだけではなくその夫もそうだったのでは?が、一回目の議員や二回目の野球選手が社会的活動の場を制裁として奪われたということは聞かない。

 必ずしも女性差別ということだけではなく、たまたま女性のほうが”人気”が生命の職業だったということも原因なのだろうが。腑に落ちないことだ。