安倍晋三前総理&トランプ前大統領、統一教会系のイベントにビデオ出演 - Togetter

2021.9.12 記事の一部転載


THINK TANK 2022, RALLY OF HOPE 7
Raphael Rashid @koryodynasty
So Donald Trump is apparently delivering a keynote speech at a Unification Church event this Sunday 12 (Sept 11 in US), at the THINK TANK 2022 Rally of Hope for a Heavenly Unified Korea 👀

Not making this up. Source: Universal Peace Federation pic.twitter.com/3LVMXUW3uy
2021-09-10 23:54:26

 

次に

世界はハルマゲドンに向かう陰謀論のようになってきた | 夢老い人の呟き (ameblo.jp)

転載

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ハルマゲドンというと殆どの人がユダヤの秘密結社がナンタラカンタラという、荒唐無稽な陰謀論を想像すると思います。しかしこれはアブラハムの宗教もキリスト教も知らない人の

陰謀論だと思います。 

  ここは陰謀論だと思います、でなく認識不足による誤った認識だと思います

 と書くべきでは・・

 

  最初にお断りしますが、これから出てくるキリスト教右派(福音派・原理主義)はキリスト教全体ではプロテスタントのごく一部です。

 しかしアメリカは英国国教会で迫害を受けたピューリタンが、信仰の自由を求めて渡り建国した国であり、トランプ大統領の大きな支持層となっているのです。

 

 

 トランプ大統領

 トランプは2017年12月にエルサレムをイスラエルの首都と認定、

2018年5月に米大使館をテルアビブからエルサレムに移転するなど、

これまでの大統領とは違いイスラエル寄りの政策を鮮明にしてきました。

 そして昨年3月21日、イスラエルがシリアから奪って占領しているゴラン高原について、イスラエルの主権を認めるとツイッターで表明しました。

  ※ゴラン高原はシリア南西部に位置する約1200平方キロの土地。東に60キロ離れた

   シリアの首都ダマスカスやヨルダン川流域を見渡せる軍事戦略上重要な拠点。1967

   年の第3次中東戦争で、シリア領だったゴラン高原をイスラエルが占領し、1981年に

   一方的 に併合したが、アメリカを含む国際社会はイスラエルの主権を認めてきま

   せんでした。

 

 ではなぜにトランプ大統領はこれほどまでにイスラエル寄りなのか?

 これをトランプ支持層であるキリスト教プロテスタント右派によるキリスト教シオニズム、そしてその目指すところであるイエスの再降臨、最終戦争、最終勝利という事に当て嵌めて考えると、怖いくらいに辻褄があってきます。

  今回はキリスト教の初歩からハルマゲドンまでを順を追ってみたいと思います。

 

 アブラハムの宗教

 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教を総称してアブラハムの宗教といいます。

 

 キリスト教右派

 

 そしてその後の歴史にとって重要なのが、ピューリタンとピルグリムファーザーズ、そしてトランプ支持層であるアメリカの福音派とプロテスタント原理主義ですが、それについてはこちらをご覧ください。

 なおプロテスタント原理主義と福音派はイコールではありませんが、政治記事などでは混同されていますので、一般的にはイコール、キリスト教右派と考えて良いと思います。

 

 キリスト教シオニズム

 

 そして現在の社会情勢を混乱させている大きな要因がキリスト教シオニズムです。

 冒頭のトランプ大統領の政策もまさにキリスト教シオニズムそのものです。

 15世紀半ば~16世紀、グーテンベルクの活版印刷がキリスト教を変えました。

 それまで西欧のキリスト教はカトリック一色でしたが、聖書が普及し一般的になるにつれ、聖書を唯一の権威とするプロテスタントが生まれ、その中のごく一部に聖書の記述を全て正しいとし、絶対視する原理主義が生まれます。

 

  そしてユダ人は神が与えると約束した “約束の地カナン” (現在のパレスチナ)に帰る  

 べしとして、キリスト教シオニズムが生まれ、イスラエルが誕生します。

 

   しかしなぜにプロテスタント原理主義者たちはシオニズムとなるのか?

 

  キリストの再降臨

  それにはキリストの再降臨とハルマゲドンという事が大きいように思います。

   “キリスト再降臨”とは天に昇ったとされるイエス・キリストが世界の終わりの時に、キリスト教徒を天へ導き入れるため、また、世界を義をもってさばくために、再び地上に降りてくることであるとされますが、その前提条件はユダヤ人が約束の地カナン(現在のパレスチナ)に帰ることです。

 

  ハルマゲドンと最終勝利

  そして反キリストとの戦い、ハルマゲドン(イスラエルのメギドの丘の意味)でイエスが降臨し、ユダヤ教徒もキリスト教に改宗し、異教徒は滅び叫び、至福の千年となるのです。

つまり最終目的はキリスト教の最終勝利、シオニズムはそのための条件づくりなのです。

 

  以下“イエス・キリストの再臨”より引用

 

  イエス・キリストが再び地上に来られるときには,次のことを行われます。

  1. 地球を清める。イエスが再び来られるときには,力と大いなる栄光に包まれておいでになります。そのとき,悪人は減ぼされます。朽ちるものはすべて焼き尽くされ,地球は火によって清められます(教義と聖約101:24-25参照)。

  2. 主の民を裁く。再び来られるときに,イエスはすべての国民を裁き,義人と悪人を分けられるでしょう(マタイ25:31-46参照。本書第46章も参照)。黙示者ヨハネはこの裁きについて次のように記しています。「見ていると,かず多くの座があり,その上に人々がすわっていた。そして,彼らにさばきの権が与えられていた。また,イエスのあかしをし神の

    を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり,……彼らは生きかえって,キリストと共に千年の間,支配した。」また悪人は,「千年の期間がるまで生きかえらなかった。」(黙示20:4-5。教義と聖約88:95-98も参照)
  3. 福千年の始まりを告げる。福千年とは,イエスが地上で統治される1,000年の期間を指します。義にかなった人は引き上げられ,おいでになるイエスにまみえます(教義と聖約88:96参照)。イエスの再臨は福千年の統治の幕開けとなります(本書第45章参照)。)

  以下省略。引用終了

 

  以下“キリストの再臨とアメリカの政治”より引用

  

  ▼イスラエル建国で始まったキリスト再臨への道

  前略

  この派閥のキリスト教は、聖書のヨハネの黙示録などに書いてあることがそのまま現実になり「最後の審判」と「キリストの再臨」が起きる日が来ると考えている。起きるとされていることを順番に書くと、以下のようになる。

 

 (1)ローマ帝国によって滅ぼされたユダヤ人の国イスラエルが再建され、世界に散って 

   いたユダヤ人が再び集まってくる。
 (2)イスラエルは強大になり、ユダヤ人が神から授かったと聖書にあるユーフラテス川

   からナイル川までの「約束の地」を領土として持つようになる。
 (3)現在イスラム教の「岩のドーム」と「アルアクサ・モスク」があるエルサレムの「神殿

   の丘」に、ユダヤ教の神殿(第三神殿)が建てられる(モスクと岩のドームは破壊さ 

   れる)。

 (4)その間に反キリスト教の勢力が結集し、イスラエルとの最終戦争になる。その際、

   全世界の王(指導者、軍隊)がイスラエルの「メギドの丘」(ハル・メギド、ヘブライ語 

  で「ハルマゲドン」)に召集される(メギドはイスラエル北部のハイファ近くの地名)。
 (5)最終戦争でイスラエルが滅びそうになったとき、イエス・キリストが再びこの世に現

   れる。かつてイエスを信じず十字架にかけさせたユダヤ人は、今やイエスを救世主

   と認めてキリスト教に改宗し、信者にならなかった異教徒は焼き殺される。その後、  

   1000年間の至福の時代が来る。

 

  (実際には、聖書にこれらの出来事が順番に明確に書かれているわけではない。旧約と新約の中のいくつかの節を並べて解釈していくと、このような未来の展開が読み解ける、という解釈の世界の話である)

  以下省略。引用終了

 

 (1)(2)はイスラエル建国と整合すると思います。

 (3)はこれからこうならない保証はないかもしれません。

 (4)はまさにハルマゲドンです。

 (5)のイエスの再臨と最終勝利こそが目的だとしたら、陰謀論としても怖すぎます。

 

  こういうことを考えると、ツイッターの世界トレンドでWorld War3やWW3がトレンドとなっているというのも分かるかと思います。

  キリスト教の知識が無い日本と違って、キリスト教国ではトランプ大統領の行為はより深刻に受け止められているという事ではないでしょうか。

 

  尤も、キリスト教国といってもフィリピンのカトリックには旧約聖書の世界はありません。

 愛と赦しの宗教・・・・癒されます。

 

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