あまりにもパネルというか架台が脆弱なんですがそういうことだったんですね!
https://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/s/%E6%9F%8F%E6%9C%A8%E5%AD%9D%E5%A4%AB
から一部転載↓
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091300309/?P=1
(管理人より)
常総市の鬼怒川沿いのソーラー問題について連日ブログを書いています。
規制緩和をして、大規模太陽光発電所をどこでも申請なしで建てていいような状態にしてしまったのは一体誰なのかを調べてみました。
「民主が~」、「○○議員が~」といった政治家だけに矛先を向けるように誘導する意見がネット上のいたるところに転がっていますが、実際こういう具体的な項目を決めているのは「有識者」と呼ばれる選ばれた専門家の人たちです。
民主党政権の平成22年2010年に「行政刷新会議」という機関が内閣府に置かれていました。その「事業仕分け」のようすが面白おかしくテレビに取り上げられていたことは記憶にも新しいかと思います。
行政刷新会議というのは、議長は内閣総理大臣、副議長は行政刷新担当大臣がそれぞれ務め、その他必要に応じて分科会(有識者を構成員として組織)を置いていたわけです。
その分科会は「規制・制度改革に関する分科会」という名前です。
この中にグリーンイノベーションWGというワーキンググループがあり、そこで何項目もエネルギー関連の規制緩和を検討していました。
規制・制度改革に関する分科会の設置について 平成 22 年3月 11 日 行 政 刷 新 会 議
各ワーキンググループの構成員は、以下のとおりとする。主査: 内閣府大臣政務官(規制改革担当)及び議長が指名する者。 構成員: 議長が指名する者
ワーキンググループ(WG)の設置について 平成 22 年3月 11 日 行 政 刷 新 会 議
規制・制度改革に関する分科会に、下記ワーキンググループを設置する。 1.グリーンイノベーションWG 2.ライフイノベーションWG 3.農業WG
結局、再生可能エネルギーに関しての、いちばんはじめの規制緩和のワーキンググループ(=グリーンイノベーションWG)に誰がいたのかということです 。
規制・制度改革に関する分科会について (構成員) という資料 を見ると
構成員の中に柏木孝夫氏と飯田哲也氏がいます。このワーキンググループで「も」いっしょだったんですね。
参考画像↓(総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会のときのもの)
山口県の脱原発市民の中には、「飯田さんはメガソーラーとか大規模な自然エネに反対しているよ」と勘違いしてる人(ネット環境にない人、ネット環境にあっても調べない人)がいるのですが、
それはそれは強力な二枚舌を地元で使ってました。
実際は、こうして原子力推進派の柏木氏と一緒にメガソーラーや風力発電の規制緩和をしています。↓
大規模な自然エネルギーを推進するために、こういう”肝心な仕事”をしていたというわけです。
本当に「植民地型のメガソーラー」に反対してるならなぜ、2010年にこんな規制緩和してるんでしょうか?
検討項目も表にしてありました。メガソーラーの建築基準確認申請の不要化(赤囲み)と書いてあります。
グリーンイノベーションWG は全部で7回会合が行われています。2010年(平成22年)原発事故が起きる前の年です。
なんかまるで準備してたみたいですよね・・・・
この会合の中でいろいろな規制緩和を具体的に決めたということです。
第4回までは同じ構成員。 下の記事概要は議事録です。会議の文字起こしになっています。今みたいに動画などはなくて文字起こしだけですが、この中に脱原発の話はありません。
ちなみに議事録の中で、柏木孝夫氏だけが構成員から「柏木先生」と呼ばれています。※官僚からも先生と言われています。
ISEPの飯田哲也氏は3回目までは出席で、4回目は欠席、資料だけとなっています。
第1回 | 平成22年 4月 5日 | 議事次第 | 議事概要(PDF形式:79KB)![]() |
第2回 | 平成22年 4月15日 | 議事次第 | 議事概要(PDF形式:94KB)![]() |
第3回 | 平成22年 4月22日 | 議事次第 | 議事概要(PDF形式:97KB)![]() |
第4回 | 平成22年 4月29日 | 議事次第 | 議事概要(PDF形式:93KB)![]() |
第5回 | 平成22年10月25日 | 議事次第 | 議事概要(PDF形式:296KB) |
第6回 | 平成22年11月11日 | 議事次第 | 議事概要(PDF形式:298KB) |
第7回 | 平成22年12月22日 | 議事次第 | 議事概要(PDF形式:269KB) |
とりあえず、一番初めの会合を見ていきます。
グリーンイノベーションWG(第1回)議事次第 平成22年4月5日(月) 17:00~19:00 永田町合同庁舎7階特別会議室
資料の中の「慎重な意見」というところが空欄になっています。その他の検討項目には慎重な意見という欄に何らかの意見が書き込まれていますがこの項目にはありません。空欄になっています。
WGの委員は賛成しかないってこと??
とりあえずワーキンググループの検討項目に入ってるわけですから、構成員だった人はこの項目について「関係ない」という言い逃れはできません。