闘病を通して、訪問看護ステーションの利用は良かったと思い返しています。

 

夫はスト-マでしたが、最期の1週間位ですが処置が大変になってきた時、自宅にきてくれて、手際よくしてくれ、すごく助かりました。

床ずれの予防や手足のマッサージも一度だけでしたが、してもらえました。

入浴の介助もそれ用の椅子を持ってきて、自宅のお風呂に入るお手伝いを私と一緒にしてくれると言ってくれたのですが、もうその時には、夫の体力がなく、身体を拭いてもらうだけとなりました。

勿論、家族にだけにしてもらう方がいい方もいるでしょうが、患者にとって、身体の負担が軽く済むし、医学的な根拠に基づいたプロの方の手は、私にとってはすごく安心できるものでした。

私たちが利用したのは、訪問による緩和ケアのクリニックの医師が作成した計画書に、24時間利用でいる訪問看護ステーションの利用が組んであって、何度利用しても、高額医療費制度の対象となり、実際の負担は変わらないというものでした。

訪問看護は介護保険だけでなく、医師の支持書があれば、医療保険の対象になるようなので、緩和ケアだけになる前に、これが利用できればよかったのに思っています。

通院による治療をうけている時に、利用できなかったかという思いが残りました。

 

 

まだ、突然悲しみの波が押し寄せてきて、ぐっと我慢したり、思いっきり泣いてしまったりしていますが、だんだんと通常の年末に戻ってきました。

ちなみに、長男は昨日忘年会だったのですが、まだ山の手線の中だそうです。(午前10時)

しばらく、兄妹でなるべく私をひとりにしないように気をつかってくれていたみたいなのですが、忘年会も重なり、でもこれでいいと思っています。

 

 

私と夫は、最初の方は特に、夫の病気のことをあまり人に話さずに、過ごしてきました。

私は、ブログを書くことによって、心が落ち着き、前向きな気持ちになれ、助けられました。

同じような境遇の人のブログは参考になり、元気づけられました。

温かいコメントは、本当に有り難かったです。

 

と同時に、今は直接人と話すことの大切さも身にしみています。

夫も心の通じあった人と話すととても元気になっていたし、今私は、夫のことを人に話すことによって癒させているのを感じています。

 

闘病中の方が、快方に向かいますように、ご家族の方が健やかに共にいられますように、

祈っています。

穏やかな初春を迎えられますように(*^_^*)

有難うございました。

 

 

 

 


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