お待たせしました。

(誰も 待ってないか?)

 

前から 行ってみたいと 思っていた 島根県の 隠岐の島

船に酔うので なかなか 行く決心がつかず

去年 念願の 伊勢神宮さんに お詣りし

来年は 隠岐の島へ…と 話しをしていました。

 

5月の ゴールデンウイーク後にと 話していたけど

天候が安定せず 出発の日が 決まりません。

 

何とか 晴れが 続く日を見つけ 宿を予約し レンタカーも 予約しました。

 

ところが 出発の前日に 12mの強風が!!!

その日は フェリー欠航⤵

 

翌日は フェリーは 運行するのか? 

船酔いは?

 

熟慮に 熟慮を重ねて 出発日を決めたのに

最悪の日の出発になりました。

 

私と旦那さんは 初めての 隠岐の島

母は 3回目です。

 

 

 

 

隠岐は、島根県に位置しており、松江から北東へおよそ60kmほどいったところにあります。


180の群島からなっていますが、有人島は全部で4島あります。


丸くて一番大きな島は島後(どうご、隠岐の島町)。

その他3島はまとめて島前(どうぜん)と呼ばれており、 それぞれ、地図の左から時計回りに、西ノ島(西ノ島町)、中ノ島(海士町:あまちょう)、知夫里島(知夫村:ちぶむら)と呼びます。

 

雨の後の 空気の澄んだ日には 実家(鳥取県西部)からも 隠岐の島が 見えますよ。

 

 

隠岐の島へは 飛行機・フェリー・高速船で 行きます。

 

飛行機は 高いし 嫌いなので フェリーか 高速船

どちらで 行こうかと 迷っていたけど

どれに乗るかではなくて 出発時間と どの島に行くかで 時刻表を見て フェリーか 高速船を選ぶのが 良いみたいです。

 

私達は まず 島後(隠岐の島町)へ

そして 行った日も 観光したので 午前9時出発の フェリーに決めました。

 

初めての隠岐

もちろん 隠岐へのフェリーも初めて

そして 前日は 波の高さが5mもあり 欠航

 

この日も 運行するか わかりません。

運行するかは 午前6時半頃決まるらしいです。

その時間には 家を出発するので 朝5時半起床

朝食を食べ 運行を確認して 午前6時40分頃 出発!

途中 実家の母を乗せ 島根県松江市 七類(しちるい)港に 着きました。

 

 

まず 「フェリーくにが」が 見えました。

 

乗るのは これじゃない…と 思っていたら

 

 

建物の 右側に 私達が乗る 「フェリーおき」が 見えます。

 

 

金曜日なので そんなに 乗る人は いないだろうと思ったら

前日 欠航したからか 駐車場は 車が たくさん並んでいます。

 

本当は 自動車ごと 船に乗って行きたかったけど

島前(どうぜん)間を走る 小さなフェリーは 車の乗船予約が出来ず

並んだ順で 10台しか 船に乗せられないと読んで

車が 乗せられなければ 旅行の予定が 狂ってしまうので 今回は 人間だけが 乗船することにしました。

 

母(満91才)は 老人車を押して

旦那さんは 着替えの入った 重いカバンを肩にかけ

私は 母のノルディックポールを持ち 向かいます。

 

 

七類港フェリーターミナル

 

島根県松江市美保関町七類3246番地1

隕石が展示してあるメテオプラザ内にあります。

 

 

隠岐汽船 七類港フェリーのりば

 

午前9時出航ですが

初めてで 不安だったので 早めに出発 8時過ぎには 到着しました。

 

2等の乗船券を買い イスに座って待つ

乗船の時間が近づくと 並んで待っている人の 列に続く

階段・エスカレーターで 2階に上がり 飛行機のタラップの様な 通路を通り

前の人の行動を見て 何とか 無事に フェリーに乗り込みました。

(とても 写真を写す 余裕はありませんでした)

 

 

フェリーおき

 

バリアフリー高度化船です。

通常の船内設備に加えて、高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレ、車いす対応エレベーターなどのバリアフリー設備を備えています。

 

●総トン数 2,366トン ●全長 99.50m ●全幅 16.00m
●最大速力(時速) 20.46ノット(37.89km)
●航海速力(時速) 18.90ノット(35.00km)
●出力 6,620kw ●就航日 2004/04/01
●客室定員 822名
●車両積載台数 8tトラック20台、普通乗用車26台

 

こちらは 乗船してから だいぶん後に撮った フェリーの中の写真です。

 

 

案内所

 

 

売店

 

 

キャリーバッグなどを 置く所

 

 

2等室

 

ジュータン敷きの大部屋です。

混雑時は横になって休むことはできません。

 

定員440名 (ドライバー室含む) 

 

その他 特別2等室から特別室まで 6種類の部屋があります。

(それぞれ 2等以外 追加料金が 必要です)

 

 

2等乗船券

 

隠岐⇔本土 どの島でも一律 3510円

 

 

さあ 酔い止めの登場です。

 

私は 子供頃には バスに酔うし

船も 気分が悪くなります。

飛行機も 離陸・着陸前に 胃が調子悪くなります。

 

乗船前に 酔い止めを飲むこと!

 

どの薬が 良いか わからないので

3人×3回(行き・帰り・島後と島前の移動) 9錠以上あり

酔ってからででも効くという コピーを信じて 他の薬の 2倍のお値段の こちらを買いました。

 

薬が 良かったのか?

高い薬を買ったんだ!という 自己暗示が効いたのか?

3人共 ものすごい 「うねり」があったけど 無事に 隠岐に着くことができました😊

 

 

船内は 冷房が効いて 寒かったので

1枚 30円で 毛布を借りました。

 

 

船酔い防止には 寝ているのが 一番!

隠岐の人は 船に乗ったら すぐ横になるという 書き込みを見て

眠れなくてもいいからと すぐに 横になりました。

 

 

ものすごい揺れでした。

横になっていても 体が 引っ張られるみたい…

 

空調が 効きすぎて すごく冷えて

トイレに行くのに 揺れて 手すりを持って歩かないと 転びそうでした。

 

でも 酔い止めのおかげか?

横になっていたのが 良かったのか?

自己暗示が効いたのか?

船酔いは 3人共しませんでした。

 

2回目のトイレに行く頃には 船内を回ってみようという気になり

船尾からの 海を写したり

 

 

 

どんな席があるか 回ってみました。

 

何しろ 2時間半の乗船ですから することがありません。

 

テーブルや ソファー席もありました。

 

 

デッキ甲板椅子席

 

 

船の後ろを眺めたり

 

 

 

これが ロウソク岩か…と ポスターを見たり

 

 

島後(隠岐の島町)に近づき 波が 穏やかになりました。

 

 

 

午前 11時半

2時間半の船旅を終え 島後(隠岐の島町) 西郷港到着です。