『あん』の追悼上映

樹木希林さんが主演した映画『あん』が、21日から全国で追悼上映されています。

その情報はココ⇒https://eiga.com/news/20180921/12/

ここの予告や文章を読むだけで、いろんな感情がわき出てきて、もうダメです。

劇場や日程の詳細は、公式サイト⇒

http://zounoie.com/theater/?id=an

に掲出中です。観に行くつもりだけれど、号泣せずに見ることが出来るだろうか、不安です。

 

ドリアン助川さんの悼む文章

『あん』は、ハンセン病の差別のなかの生きた女性の物語。原作者のドリアン助川さんが、東京新聞に、樹木さんを悼む記事を書いています。

いい文章だなあ。
 

 
感想を言えずに固まってしまった女子中学生を全身で抱きしめて言ったというところでの樹木希林さんのことば。
<「私も同じだったんだよ。ひとこともしゃべれない子だった。
でも、胸のなかにはたくさんの言葉があるよね」>
 
<希林さんはたしかに人間の裏側までを見ている。だから権力者に対してはしんらつな言葉も放つ。だけども、私たちが本能で知っている通り、あらゆる人間に対する深く豊かな愛情を希林さんは持ち合わせていた。だからこそ、彼女のユーモアはきらめき続けた。>
 

文章の最後にある、<ウクライナの映画祭からの帰り、希林さんは自宅に戻らず、なぜかそのまま沖縄へ向かった>というのは、この写真。

沖縄・辺野古の樹木希林さん。島袋文子おばあとのツーショット。

樹木希林さんは、沖縄に心を寄せていました。

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気高さ、賢さ、弱者に心寄せる人
沖縄でも、権力者側に着かない気高さ。
権力者に阿り、障害を持つ人や他国の国籍をもつ人、さらにLGBTの人たち、社会的なマイノリテイ―の人々を口汚く罵る杉田水脈氏やそのオトモダチ、それを重用する政治家たち。それに対して、口汚い人間の側には決していかない賢さがある人。弱者に心寄せる人。
 
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全生園の中での桜の木の植樹したときの写真。
今日も、感じながら全生園のなかを歩いてきます。歩いて3分のところですから。
 
鉛筆ドリアン助川さんのお話を聴ける会があります。鉛筆
 
東村山だから、行ってみようかな。