波並地区の左義長の様子を写真アップの関係上、2回に分けてアップします。
1月13日(日)。
朝7時に公民館に集まった子ども達は、前日作った飾りを大竹に付けていきます。
下の方につけてある白い飾りは、紙コップを使って作ったイカ。
最近の子達は想像力豊かです。
書き初めもたくさんそろいました。
昨年の流行語「そだねー」や、アマメハギの次を目指した「左義長ユネスコ登録」、はたまた「新公民館建設」といった願いも書かれていました。
波並地区の左義長で行われる扇祓いとは、子ども達が扇子を付けた竹を持って家々を回り、扇を水平と垂直に振りながら「扇めでたい末繁盛(すえはんじょう)、家も蔵も建つように、ゼンゼングワッサーリ」という口上を述べて、家々の繁栄を願う一風変わった行事です。
藩政時代より続いてきた波並地区の扇祓いは、昭和大恐慌により中断し、その後戦後長らく行われてきませんでしたが、昭和56年に左義長保存会を結成し古老らへの聞き取り調査をもとに復活、以来37年間続けられてきています。
続きの写真は後編で!