友達もいない状況から起業するまで [前編]
学生の頃はまだ俺普通な人やったんよね。
何となく高校で就職に有利って聞いた理由で理系を選んでしまって大学は工学部になってしまった。
全然理系の頭でもなければ得意でもないのに。
これまた就職率が最も高いって事で電気工学部をチョイス。
就活はバリバリ頑張った訳でもないがいくつか受けて、良い会社って教授に言ってもらえた大きい会社に入社する事ができた。
当時福岡におったけん福岡勤務希望しとったけど教育として本社東京へ行かされる事があると言われて、実際は余裕で東京勤務させる動きが取られていた。
そう、以前俺は東京普通にサラリーマンをしていた。
サブコンって言われる、ゼネコンとくっついて建物を作る会社。
そこで現場監督と設計をやっていた。
社会人1年目、群馬に1年半ソッコー飛ばされてた頃の俺の写真を。
上記から分かるように俺は全く独立志向が強いとかそんなことは一切なく、親は公務員やし俺は完全に安定思考やった。
でもね、会社がツラ過ぎて遊ぶ時間もないし出張ばっかやし、メンタル的にもかなりツラかったしで上京してから友達もずっとできないままやった。
そして4年が経ち、脱サラ。
好きやったダンスももう全然やれてなくて遠ざかっていて何も無いまま東京で自由の身になった訳です。
まず思った事が『やりたいと思ってた事を今から全てやろう。』
4年働いて遊ばなかった(遊べなかった)のもあり400万円貯まったんやけど、もう全て使ってしまおうと思っとった。
その頃はその会社の事が嫌に思っとったけんもう転職は一切考えんやったし、そんな会社の金ぱーっと使ってしまいたかった。
なのでその時に俺にあったモノ
・時間
・400万
この2つだけからのスタート。
前職から引っ張れるものは0、頭も資格も無いし、知り合いも少ないし、ましてや東京の事すらほぼ出張やったけん知らないし。
そこから1年経たない内に起業して、そこからは2社目やけどド当たりする事もなく地味〜に黒字経営が今でも続けてきてる訳です。
それについてはまた[後編]で。