"ロバを飼っていた父親と息子が
そのロバを売りに行くために、2人でロバを引いて歩いていました。
すると
それを見た人が
「せっかくロバを連れているのに、乗りもせずに歩いているなんてもったいない」
と言いました。
なるほどと思った父親は
息子をロバに乗せました。
しばらく行きますと
別の人がこれを見て
「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんて、ひどい」
と言いました。
なるほどと
今度は父親がロバに乗り、息子が引いて歩きました。
それを、また別の人が見て
「自分だけ楽をして子供を歩かせるとは、悪い親だ。一緒にロバに乗ればいい」
と言いました。
なるほどと、今度は2人でロバに乗って行きました。
するとまた
「2人も乗るなんて、重くてロバがかわいそうだ。もっと楽にしてやればどうか」と言う人がいました。
それではと、父親と息子は、狩りの獲物を運ぶように、1本の棒にロバの両足をくくりつけて吊り上げ、2人で担いで歩きました。
しかし
不自然な姿勢を嫌がったロバが暴れだし
そこは橋の上であったため
暴れたロバは川に落ちて流されてしまいました。
結局親子は、苦労しただけで一文の利益も得られませんでした。"
「ロバを売りに行く親子」イソップ寓話より。
小学校の道徳でも使われているそうです。
(ちなみに…算命学的には
道徳は、家庭で教えるものです)
わたしは、自我が弱く
いろいろと流されやすいです。
人の意見を聞く というのは大切なことですが
価値観は人それぞれ。
それに振り回されていては
きりがないですね。
また
どんなことをしても
全ての人に理解される、ということは難しいでしょう。
最終的には
自分はどうしたいか
自分が譲れないものは何か。
なのでしょうね。
(*^^*)
誰かを納得させるより
自分が納得できるように。
今日もお付き合いくださいまして
ありがとうございました。