近所に、ベトナム版沙羅双樹が咲いていました!

 

本場インドの沙羅双樹は、

サラノキという白い花が咲く常緑樹です。

日本では気候の問題で同じものを自然に生育することが難しく、

本物は植物園では見ることが出来るようですが、

日本では「ナツツバキ」を、

ベトナムではこの「ホウガンの木(和名)」を沙羅双樹としています。

大砲みたいな実がぶら下がっています!!

そして、南国風の赤い花が咲いていました。

 

沙羅双樹というと、

激しい下痢を伴った腹痛に襲われ、

それが原因で逝去したブッダが逝去した際に

そばに生えていたと言い伝えられてる木です。

 

またまた算命学が頭から離れませんが・・・

涅槃思想というものが、

算命学の天中殺のもとの考えであるということを、

学び、涅槃経の本を読んだことがあります。

ブッダと呼ばれる聖者の死は、凡夫の死に方ではなく、

最高の解脱の境地に入り

我々を見守り続けるという意味で、

涅槃(完全解脱)と表現しています。

(欲望の火が吹き消された状態)

 

「涅槃経」はいわばブッダが臨終時に説いた、

説法=遺言集です。

 

 

これがあの、

最後の説法を説いた時に側にあった木か〜!

ブッダ入滅時に木が枯れて、

鶴の羽の様に白くなったという伝説がありますが、

この花だと南国の鳥の羽になっちゃうの?

と空想を膨らませていたのでした・・・