ベトナムハノイの郊外にある、
「バッチャン焼き」という陶磁器を生産している
バッチャン村という所へ行ってきました。
村には現在も100軒の工場があり、
村人口5,000人の9割は陶器作りに従事しています。
バッチャン村には15世紀頃からの歴史があります。
その焼物は世界各地へ輸出され、中国にも献上され、
日本では「安南焼き」と呼ばれ千利休など多くの茶人にも
愛用されていたそうです。
今回は実際に焼く前までの、
土から型をとり、絵付けする
工程の様子を見学しました。
すると、カタコトの日本語で
「硬いよ!温度がすごい高い!いっぱい焼く!すごいじょうぶ!強い!」
聞いてみると、
1300度の高温で24時間焼くそうです。
出たベトナム、火性が強い〜!
※ちなみに、日本の平均を調べて見ると、
(基本的には素焼き800度8時間程&本焼きで1230度12時間程)
やっぱり頭の中は陰陽五行で考えてしまいます。
・「火生土」強い火力で土はより頑丈な器を作りだり出し、
・「土生金」この強い高熱にヒビ割れない上質な土はやがて、
この村に金=お金を生み出す事になります。
・「金生水」この伝統工芸品・財産、は海を渡り、
・「水生木」海を渡ったその先で、献上品や、
お茶席で愛用される事により、
木性=福分、人々の心を満足させるようになります。
ここで終わらない・・・
木を燃やしてまた火が生まれます!「木生火」
おー循環
村の陶芸博物館にも寄りました。
バッチャン焼き、驚くほど、結構安いです!
お茶碗買いました。