龍高星といえば・・・
探検家植村直己さんを思い浮かべます。
(※実際に植村さんは大運の初旬に龍高星を所有されています)
龍高星の心情を理解するために、この2冊を読みました。
📚🔍
南極の単独横断という夢を実現するための、
準備の北極1万2千㌔単独横断と、
その準備の準備である北極3千㌔の単独横断。
2つの探検記録の本を読みました。
龍高星は習得本能の星で
「体験学、好奇心を満たすために放浪、海外、
未知なる世界を知りたがるという特徴があります。」
私は海外に住んでいるせいか龍高星を持つ方が
周りにわんさかいます。
(登山では、
やっとのことで登頂したエベレストの頂上で、
その場でマッキンリーの単独登山という「次の新しい目標」を決め、
「出発点に立った」といっていたのが一番印象的です。)
今回は南極横断を実現する為に
犬ぞり技術の習得と極地の自然への順応という目標をもっての
準備の犬ぞりでの単独北極横断。
3千キロ北極横断の前に実際にグリーンランド最北シオラパルクの
エスキモーと1年間生活し、
犬ぞりのムチの使い方や食料確保の技術を習得。
その後グリーンランド、カナダ、アラスカ1万2千キロ横断
🧊不測の事態だらけの北極横断。
犬ぞり移動は犬なしでは成立しない。
犬の餌が尽きる、究極弱った犬を餌にするか
狩りができるポイントか、獲物に遭遇できるか。
吹雪の中自分がどこに居るのかも確かではない。
マイナス40度の中、犬に逃げられ、荷物を落とし、
新氷に犬ごと沈むソリ、生死の境をさまよう
植村直己さんは
「探検は冒険ではない。
気違いめいた行動と冒険とは違う。無謀は許されない」
「行けるところまで行ってみよう」
「助けを借りれない一人旅は堪え忍べるだけの
余裕をもっていなければならない。」
その都度、葛藤し、解決し、旅を進めてゆく。
これぞ龍高星。
最後に
「冒険心」は人それぞれが生きるうえで、
それぞれにあった型で試みている冒険と
同じだ。とおっしゃっています。
南極越冬隊隊長の西村さんも
一般の人にとっての「探検」とは?
登山などの地理的探検のみにあらず、
人間が持つ夢、希望、アンビションという類のものは
様々な形をとって現れる。
このことから、
龍高星からいえば、
ごくごく一般的な身近な生活の中にも
「冒険」は存在する。
という事なのだと思ったのでした。
いや、冒険ポイントを見つけるのもうまいのか。
好奇心という原動力がとてつもない。