💡孵化した蚕が桑を食べる時期
この時期に咲くケシ科の花ひなげしの別名は
「虞美人草」ぐびじんそう
⚔楚の覇王・項羽が障害愛したとされる女性、
虞美人の名前が由来です。
項羽が漢の劉邦に敗れた時に自害した彼女の血の跡に、
赤いひなげしの花が咲いたという伝説があります。
宝塚歌劇に「霧のミラノ」という演目がありました。
1850年代のイタリア、オーストリアに占領された
都市ミラノを舞台にレジスタンス活動の首謀者と、
営業を差し押さえられた
織物業者の娘との悲劇の恋物語でした。
主人公は恋人を思いながら
「フランス語でコクリコ、英語でポピー、中国では虞美人草、
そしてスペインのアマポーラ〜」と歌うシーンがありました。
丸く可愛い花だけど、花を支える茎は細長く、
華奢な印象があります。
風に吹かれたりしたら切ない儚さもなくはないな・・・
と思いました。