🔮算命学の創始者だとされている鬼谷子
始皇帝に不老不死の霊薬を教え、
「孫子」こと孫臏に兵法を授けた人物。
蘇秦や張儀といった戦国の縦横家に弁舌の技術を授けた。
(↑司馬遷の史記による)
⚔中国戦国時代、王という自分より強い立場の人間を
陰陽の原理に従い、絶対安全圏から身を守りつつ
動かす為の「策謀」技術。
〜鬼谷子の弟子達の功績メモ〜
✨蘇秦の「合従策」
当時の最強国・秦に天下を併呑されないよう、
残りの6国の王を次々と説得し、手を結び、
遂には合従同盟を成立させ自ら同盟の長となり、
秦をその後15年間出兵出来ない状況に追いやって
封殺した。
✨張儀の「連衡策」(蘇秦の死後)
秦の家臣をして6国それぞれと秦が同盟を結ぶ事で、
6国お互いを疑心暗鬼にさせ、つながりを断つ策。
蘇秦同様、「鬼谷子」流の弁論術で各国の王を説き伏せ、
秦と和睦させ、合従同盟を瓦解させ、
秦の始皇帝の中国統一へのレールを敷きました。
ちなみに・・・
この時代の遊舌家を縦横家と言うのも、
彼らのように弁舌一つで各国を縦に繋いだり、
横に繋いだり自由自在に同盟させたり断ったりしたからです。
陰陽の原理に基づく中身も興味深いものがたくさん
ありました。
もっとほりほりしてメモして行きたいと
思いました。