算命学　５年かけて占い師になるまで(３年目)

算命学　５年かけて占い師になるまで(３年目)

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22Apr
- ハノイでも熱帯植物から日々、火性を感じる
  町中でよく見かける光景です。植物は道路や、お寺の建築物をぶち破っています。「ここはお寺だから大事なものを避けて根をはろう」なんて自然は忖度しません。東南アジアは北半球では当然南に位置し、赤道直下のマレーシア、ベトナムのハノイに住んでみて、算命学には方向概念というものがあるのですが、南の気「火性」を強く感じています。陰陽五行分類では「火性」というと、自然界では「太陽や灯火」に例えられ、人間が備えたい徳でいうと「礼節」、持ち合わせたい要素では「健康」です。紫外線は日本の２倍ほど！日本人に比べるとやっぱりのんびり。島国の日本と違い、東南アジアは比較的多民族との関わる機会が多い。近隣諸国からの出稼ぎや、メイドさんが違う国から来たり。そこでやっぱり自然と身につくのが、この「礼節」だ。と痛感しました。相手の国に敬意がないと共存できない。堅苦しくなく、それを自然にさせてくれるのは、火性の星、「鳳閣星」の、のんびりおおらか自然体の許容範囲広めの姿勢。誰だって「ハロ〜」と伝達本能も働きます。エレベーターでも目が合えば「調子はどう？」と。太陽の力をいっぱい浴びた植物を眺めながら、方向概念に当てはめてみると、しっくり過ぎるくらいおさまる様が面白い。そういえば、肋間神経痛が数年きていない。ありがとう火性、南の気と同時に自分の命式の陰占にも陽占にもない「木性」が気になるのでした。
18Apr
- 春　二十四節気　漢詩から探る【穀雨】
  雨量が多くなって、野山の青葉や麦などの穀類を潤し、春爛漫の風光となる。「沈守正（しんしゅせい）」の「歩いて九峰寺に至る」穀雨の節気に降る雨で、物という物は、相手に催促されたかのように、みな新しく生まれ変わっている。散歩しながら寺へ向って行くと泉に水汲みに来る人と時折出逢い、道を譲った。牛飼いの童が吹く葦笛の音に耳を傾ける。境内には古びた竹があり、また老いた藤も有り、今にも廃墟になろうとしているが、ここは好い風と好い日差しがあって、しかも今日の私半ば閑居の身の上。奇々怪々の石や、ただ鳳凰の止まるだけという高い木と隣人になれたらな。※作者の沈守正は明末の人で、三十歳頃に科挙の地方試験に合格し、挙人の身分を得た。晩年に都察院という検察・行政監査機関の末端の官に就いている。昔はこのくらいの身分の人は馬やカゴに乗って出かけるのが普通であったが、作者はこの穀雨の時期の風も日差しの好きだったので、散歩して自分の足で歩いて寺に向ったのが、断然気持ち良かったのです。この時期は茶摘みの時期でもあります。（「茶を飲むのに適した水は山中の水であるby「茶経」茶聖と呼ばれる唐の陸羽による）寺で飲むお茶を飲むための水を汲む僧と、牛飼いの童の吹く葦笛の音色を楽しみます。穀雨は農事が繁忙になる時期です。早稲の苗代作りや、田植えも始まり牛が活躍する様子が思い浮かびます。
16Apr
- 辰巳天中殺の私は母子家庭の経験をメリットだと思っている。
  今となっては母子家庭は珍しくありませんが、昭和の終わり頃、私が子どもの頃はあまりいませんでした。そこで、さんざん勘違いされて言われたのが、「寂しかったでしょ？」「苦労したよね」とかけられた言葉。違うんです・・・「本当は快適でした。得したことのほうが多いよ」なのですだって私は辰巳天中殺。家系の恩恵を受けられないはみ出しものの初代運。親に縁が無い。生後すぐにスタートダッシュで自分が居心地の良い、宿命の波にホイッと乗せてもらったんです。母子家庭は私らしい自分にとって自然な形。もちろん、今思えば、母の日頃のストレスを受け止めるはずの父親の役割を私がしていたというちょっと嫌な思い出はあります。自分が子育てを経験してみて、母の苦労が想像もできないものだった、というのは痛感しています。感謝のみです。更に私は調舒星を２つ持ちますので、孤独が嫌いじゃない。だから、朝一人で勝手に学校に行って、習い事に家事に買い物、NHKや新聞屋の対応も。近所のおばちゃんとおすそ分けのやり取りも。大雨でも傘を忘れたのは自分の責任。濡れる一択。親が戻るまでの時間に工作したり公園へ行ったり、好き勝手してエンジョイしていました。１２歳で再婚後母が家にいるのが苦痛でした。ただNEW父とNEW弟に意識がいくのは、母からの干渉減るので助かりました。辰巳天中殺は養女の生き方も改良になります。未だに、父親というものの存在がよくわかりません。要る？父親ってなに？もちろん・・・私にとっての子どもの父親（夫）は必要不可欠です！「要るか要らないか」と言っている時点で、これが現実的な辰巳天中殺の思考ですね。何でも自分で考えて行動してゆく、現実を生き抜く力が幼少期に鍛えられ、辰巳天中殺の私には結局は家系の恩恵は必要なかったんですね
14Apr
- 春風はハノイの街の救世主。
  週末の夜、息子たちがテニスをしている時、綺麗な三日月を見つけました。（カメラの質が悪いですが）久しぶりに月がはっきり見えました。そ、空が見える。日本にいると当たり前な事。なんでそんな事言うのか。なぜなら、ハノイは大気汚染が日によっては世界１位？だいたい上位にランクインしています。季節的なものですが、１０月から３月ごろが特に最悪。⚠隣のマンションが見えないほど春頃から空気が綺麗になってきます。春は陰陽五行分類で木性に属します。同じ属性で方向は東。日本同様春風は東から吹いてきます。この海側から吹く春風は大気汚染の風も吹き飛ばしてくれます。⏫この大気汚染指数アプリを毎日見ながら屋外で運動するのかを判断しています。木性は春が最強です。春風救世主様〜おまけにテニスコートのフェンスに、フクロウがとまっていました☆なんと縁起が良い！白い体に黒いお目々がクリクリの可愛いフクロウでした
08Apr
- 朝の散歩でみた蓮の池から『己亥』を思う
  ハノイは超短い冬＆春が終わり、最近では25〜30度と暖かくなってきました。ベトナムの国花である蓮も日本と同じく、6，7月がシーズンですが・・この温かい気候に待ち遠しい気持と期待を込めて近くの池へ偵察に行くと、小さい花がチラホラ泥沼の中から可愛いながらも気品漂うお顔を見せてくれました「わあ可愛いわぁ可愛い」「ありがとう〜早く見せてくれたの？」「一等賞かなぁ」池に向かって一人で話す私。蓮の花って仏教で「仏の悟り」を表しているように、ほんっとにドロドロの土（欲や煩悩）の中から、全く土に染まっていない色鮮やかな花を咲かせます。スコールでドロがはねまくっても、花が泥色になったところを見たことがない。この自然の状態を前に、算命学の六十花甲子の「己亥」を思います。「己亥」は柔土の泥濘。水分が多い、泥沼のような状態で、畑なはずの「己」が泥になっている。この状態の干支はとても特殊な宿命です。この自然の状態から人の宿命を読み解きます。この自然の様子の様に、この自然の状態の様に特殊な生き方で伸びる宿命となります。特殊なものだけを作る特殊な状態なので、泥で染められた大島紬の様にです。※おばあちゃんがくれた思い出の着物ですこの「己亥」から天報星が生まれますので、男性だと変転変化が多くなり過ぎて自己発揮がしにくいという面も。女性は出来る女！というの生き方で男性化したり。いずれにしても特殊な生き方をする。という事を思い出したのでした。泥の中から細い茎を引力に負けずにょろっとだし、色鮮やかで清らかな花をみて思うのでした。この特殊な光景が人を魅了するんだろうなとこの光景の人はどんな生き方をしているのかな。いつかこの干支の人にお会いして、お話を聞ける日がくるのが楽しみだなぁ。と思ったのでした。
07Apr
- 「人生の主役になる脳の使い方」がわかる本。
  脳神経外科医が書いたこの本。脳の使い方を知れ、改善し、人生の主役になる方法が書いてありました。この本のとても魅力的な所は、改善方法がちゃんと示されている所。（算命学と同じですよね。）※陰陽が両方の側面がちゃんとあるからです。算命学でいう陰＝思想哲学・理論・自然法則の学問の部分　　　　　　陽＝占い（技術部分）学問の証明医学でいう　陰＝基礎医学。学問の部分　　　　　　陽＝臨床医学。手術や治療の部分各脳タイプの事例が複数パターン記されていて、・相談内容・周囲と本人に対する、段階を追った　脳の使い方の具体的なアドバイス・調子が良い時に試みることができる、　元々もった脳タイプのレベルアップ方法・カウンセリング結果など大まかな脳タイプは左脳3次元は合理主義、左脳2次元は原理主義、右脳3次元は拡張主義、右脳2次元は温情主義。とあります。ついつい読んでいて、あーこれって算命学でいう、あれだよね？！とか考えながら読んでしまいました。左脳2次元の考え方で、ノーベル物理学賞をとった中村修二さんが「すべての原動力は怒りだった」との発言にもあるように、マイナス感情の怒りや苦しみといった攻撃性が、左脳を動かす情動の本質なので、それが科学を進歩させたという事例には、ついつい十大主星の調舒星を思い浮かべました。そして、やっぱりなんですが、左脳的な面を伸ばすには、右脳的な人との関わりや周囲の支えが重要。だとありました。算命学でも自分を相生してくれたり、鍛えてくれたり、応援してくれるエネルギーがあります。どんな人が近くにいて、自分の力が最大限に発揮できる環境が整うのか。自分が持ってないものを持っている人から学んだり。というのと同じだな。その改良方法が具体的に書いてあったのを自分や家族に当てはめて夢中になって読んでしまいました。本を買うと、インターネットから自分の「脳優位スタイルテスト」という脳テストが出来ます。やってみました。なるほどという結果。そして、印刷すると、ある文字が目に入り、思わず。ニヤリ。「判定結果には良い・悪いはございません」算命学も、良い悪いがありません。自分らしく、自分の持つ性質をどれだけ活かして、人生を充実させていくかが大切。
04Apr
- 先日やった常識外し体験。レックディスジャーナル！
  先日、息子の学校のチャリティイベントで、「レッㇰディスジャーナル（＝常識外し体験）」をやって来ました。⏬『固定観念を外したいなら「レック・ディス・ジャーナル」！』「レック・ディス・ジャーナル」「このノートを壊して創造する」怖がることなく“壊す”ことにチャレンジしよう！この本を翻訳した吉濱ツトムさんは手引の中で、本の指令…ameblo.jpそれは、「50円募金する度にガムテープを貼れる」先生は顔も毛の生えたスネもやられてしまってます。・募金の集め方に意味を求めていません。・楽しいのかも、遠慮も、得したもありません・そもそもこれは良いことか悪いことかの　その場の空気感すらありませんでした家でこっそりしてたレックディスジャーナルが白昼堂々学校のグラウンドで行われていました海外に住んでいると、日本の常識は通用しないし、日常生活でのとんでもエピソードが多すぎて逆に取り上げてもいませんでした。が・・・年々固定概念はことごとく崩され、外され、剥ぎ取られ、どんどん無くなっていきます。すると、良い悪いという考え自体が面白いことになくなってくるのです。（マレーシア歴6年＆ベトナム歴1年）算命学は固定観念や感情をはっきり離して学ばなければなりません。今自分の置かれている環境・経験は、良い悪いのない算命学を学んでいる私にとって強みになる！（したいなあ）と思ったのでした。
03Apr
- 春　二十四節気　漢詩から探る【清明】
  天気は暖かくやわらぎ、万物が再生し草木は緑に。冬枯れの景色が消え、全てのものは、明るく清くなる。太陽黄経15度。「顧非熊（こひゆう）」の「長安　清明、懐（おも）いを言う」光明な政治のこの時下に、皇帝の里のこの都で、清明の節気に遭遇した。都大和の九本の道の辺には、草花が芳ってかんばしく、高麗鶯も自ずから囀り、雨がやみ、晴れ渡って万戸の家々から多くの馬車が繰り出した。都への旅の中で、科挙の試験にまたもや下第し、かえって今日の良き日にめぐり逢った。悲愁のただ裏（なか）にあって美しい花を看て、落第続きのこの人生が甚だ厭わしく思われる。来年は誰が首席合格しこの春景色を主人公として独り占めするのだろう。※作者の顧非熊は（797〜854）は南朝の顧野王の末裔ですが、科挙に30年落第し続けた人として有名です。落第しているうちに、かえって彼の詩名はあがっていきました。清明、世の中がかくも陽気な気分に満ち溢れる時に、今年も作者は落第するのです。ある年、人生の大半をかけた科挙受験で、合格するのですが、何年も勤めないうちにさっさと辞めて隠居してしまいました。無味乾燥の仕事に耐えられなかったのでしょう。つまずきの連続の中にこそに彼の人生の真実があった。毎年やってくる、この清く明るい様と彼の落胆との間にギャップがあったからこその自然を感受することができ、詩をうみだすことができたのでしょう。私は今天中殺期間で、物事がスムーズに進まない事がこれから起こるかもしれない。ただ、人生何事も順風満帆にはいかないもので、陰陽あります。この2年間があるからこそ、自分を見つめ、よく知り、更に周りの人も知ろうとする。ここに必要性を感じていた所に作者の心情に近いものを見つけました。
- 過去の天中殺に起こった出来事
  ⏬前々回の天中殺の衝撃的な出来事に引き続き・・・『過去の天中殺に起こった衝撃的な出来事。』算命学を学んでいるので、過去の天中殺を振り返って自分の命式を検証したくなります。まずは前々回の天中殺、２４年前に遡ります。記憶を辿ると不思議な事に天中殺時…ameblo.jp今回は前回の天中殺について振り返って命式を検証したいと思います。１２年前に遡って振り返ってみると、前々回の軽トラにひかれるほどの、衝撃的な事はありませんでした。溶連菌に家族全員で２回なったり、血尿が出たり、プール熱に家族全員でなったり、原因不明の高熱が続いたりと体調不良は多かった記憶はありますが・・・あえて記憶を絞り出してみますと・・・（また出ました。）記憶を辿ると不思議なことに天中殺時期に良いことと悪いことが同時期に起きていました。↑前回検証したのと同様、時墓格のせいです。時墓格が西方（＝家庭の位置）に成立しているので、現象が家庭で現れています。【前回の天中殺で起こったこと】悪い事・・・前回の天中殺で息子を出産していますが、妊娠７ヶ月に入ってすぐ切迫早産になりました。「入院＆退院後はお風呂とトイレ以外立ち歩かないこと！歩いたら陣痛が来てしまうし、出るよ！」医師に言われ、寝たきり妊婦生活をしていました。その同時期に起きた良い事・・・「動くと出る」っと言うことは、裏をかえせば？？？産みたい日に、産めちゃう！？と思った当時の私。夫が仕事休みで立会出産が出来て、家族がみんなそろっているゴールデンウイークを狙いました。本当に陣痛くるのか？半ば半信半疑でしたが、１時間家の近所を散歩した結果。医師の言葉通り、その日に出産出来たのでした。結果上の子供を連れて慌てて病院に駆け込む事なく、可愛い赤ちゃんとご対面夫も立会出産に余裕をもって行けたでした他には・・・前々回の天中殺時期に出会った友人と、色々ありまして、前回の天中殺できっぱり縁が切れたという出来事もありました。天中殺期間の出会いが、無に帰したということだったのでしょうか。
28Mar
- 過去の天中殺に起こった衝撃的な出来事。
  算命学を学んでいるので、過去の天中殺を振り返って自分の命式を検証したくなります。まずは前々回の天中殺、２４年前に遡ります。記憶を辿ると不思議な事に天中殺時期はいつも、良い事と、悪い事がほぼ同時期に起きています。【前々回の天中殺に起こったこと】まず悪い事・・・軽トラにひかれました。夜８時、国道沿いで自転車を漕いでいると、後ろから居眠り運転の軽トラが激突してきました数十メートルは引きずられ、吹っ飛び、当時私は１７歳。ボーイフレンドの前で、スカートは思いっきり全めくれパンツ丸見え。おまけに次の日の高校生活最後の遠足は行けず。運転手から名刺のみ渡されほぼひき逃げ状態。その日に限って親は旅行中。一人で自宅へ戻り、警察と救急車を呼び、病院へいきました。０歳から母子家庭でだいたいの事はできたので、肝だけは座っていました。当時、私は「遠足に持って行くドーナツが潰れた」と言ったそうです。更に、幸いなことに打撲だけで済みました。それと同時期に、良い事が起こりました・・・受けようかなぁと思っていた大学の推薦をもらえた。１校３万５千円という受験料を何校か受ける予定でしたが、絶対落ちないであろう推薦を、先生からの勧めで受験することに。１万５千円のみで済みました。たなぼた。しかも当時、辰巳天中殺らしく、キャリアウーマンを夢みていて、既に入りたいと狙っていたゼミがある大学でした検証します。なぜ天中殺期間なのに良いことと悪いことが起きたのか？それは、時墓格という良いことがあると悪いことが起きたり、悪いことが起きると良いことが起きたりする格に大運と年運共に入格していたからだと思いました。そして、おまけに、当時ボランティア部に所属していました。（奉仕が改良方法の禄存星発揮してますね）ボランティア部に入ったきっかけも先に入っていた写真部の顧問の誘いです。天印星持っているので、目上の方に恵まれています。天印星も受け身の社交性の星です。ボランティアは天中殺期間の改良方法の一つです。推薦も先生からお話をいただいたので、受け身です。受動的に過ごすことも改良になります。推薦の募集があったのは知っていましたが、数校を普通受験しようと思い、他人事の様に自分からは応募していなかったのです。知らず知らずのうちに改良もやっていたのでした。自然な形で星が発揮出来たのも良かったのかもしれません。
27Mar
- 天中殺期間をどう過ごすか。老子の「無用の用」
  粘土をこねて茶碗や花瓶を作る。内側の空間の「からっぽ」の“無”があるからこそ器の働きがある。部屋を作るときも内部が「からっぽ」で“無”であるからこそ部屋としての働きがある。器や部屋で例えたものの「有用性」は「無」の根源的な働きに支えられている。この天中殺の２年間は、「からっぽ」にしちゃっていいじゃないか。という姿勢でいることが、天中殺の改良につながると思いました。「受け身で過ごして、自分から利益を求めて欲を出さない、結果を期待しない。」なんだったら、空っぽの“無”を自分で先に作っちゃおうじゃないか。きっとこの無はいつどこかの有に繋がる。意味のある無だ。天中殺は精神範囲を表す空間が欠落しています。なので・・・最初から形の「無い」行為（無を自分で作っちゃう）をすると良い期間です。形を作り上げようとしない行為が良いです。例えば、ボランティア活動や、精神的な勉強、お世話になっている人に感謝の気持ちを込めてご馳走したり、自分の利益を求めずに人の為に放出する行為をすると良い。有形の物事が「無」に帰る時に、「無」を作り出す事によって、プラスになるとゆうことです。これは、まさに老子のいう「無用の用」ではないでしょうか。と思ったのでした。天中殺に入り辰巳天中殺ぽく結構ショッキングなことが起きているので、「無」でなんとか傷を浅くしたいと思ったのでした。
20Mar
- 春　二十四節気　漢詩から探る【春分】
  立春から立夏前までの春を中分し、真東から日が昇り真西に沈んで、昼夜が等しくなる。太陽黄経は0度。地球は太陽のまわりを回る地球の公転軌道上で、春分から0度。冬至から90度回って来たところに位置している。「権徳與（けんとくよ）」の「二月二十七日、社は春分を兼ぬ。端居して懐うこと有り、思う所の者に簡す」二月二十七日は春社の日を兼ねました。清らかな昼なか、簾を開け放って静かに座っていると微風がふきわたり、春の光が処処に生じています。土地神様の祭の日に燕は２つ並んで飛び、同じく今日春分の日に高麗鶯は百に千に、鳴き声も多様に囀っている。思う所（ひと）はついに姿を見せませんでした。こうして私は、かえって深い情（おもい）を一途にいだいています。社は土地神様の季節のお祭り。ここでは春なので豊作祈願です。そして、光の量は立春頃から伸び始め、春分から清明にかけて一気に増します。春は東から柔な風や、強風が吹きます。人々が春から受ける印象は「風」と「光」といえます。また、この時期、南から燕がやって来ます。詩中の燕はつがいでやって来ます。春社の時期は動植物が生産、生殖活動を始める時期です。古代の人にとって食物の豊作と子孫繁栄が最大の祈りです。両者は深く結びついていたといえます。※権徳與（759〜818）は中唐期の政治と文学の世界を同時に代表する重要人物です。4歳で詩を作り、15歳で既に文章数百篇を著。36歳で詔勅（天皇の意思を表示する文書）を起草。政治は寛大で温厚。単身赴任時は詩をよく妻に送った。
16Mar
- 同級生とは1年遅れで来年受験する中３の息子へ贈った老子の言葉
  「大患（たいかん）を貴（たつと）ぶこと身のごとし」「愛して身をもって天下と為せば、　乃ち、もって天下に託すべし」栄誉、財貨、地位を得ようとし、大きな心配事として自分の身と同じように考えていけないよ。まずは自分自身の本来の生命を、とことん深く愛したらどうかな？自分自身の教養を高め、才知を伸ばすことを楽しみとし、栄誉や地位を得られるかどうかは、自然の流れ、運命にまかせる。それは追いかけるものではなく、充実した自分の後についてくる。学歴、偏差値に囚われないで、その時々にやるべき事、夢中で学んでいることを一生懸命やりなさい自分のものさしで無理なく自然体でいいんだよ！と言いたかったのです。息子は浪人しているわけではないのですが、日本とは違う海外のプログラムで進んでいるので、日本の学校へ進学した同級生とは、受験や卒業のタイミングが違って来ます。寝る間を惜しんで努力し、受験に挑んだ同級生をみて、すごいな〜僕も頑張ろう。という顔をしていた息子へ老子の言葉を贈りました。（焦らなくていいし。自分のタイミングで、　流れに身をまかせるといいよ。）という、はみ出し平気なはみ出し運、辰巳天中殺の母なのでした。
13Mar
- 「猫のシッポは心と繋がってる」と言われた天庫星2個持ちの私。
  飼い猫がタンスの奥に入り込んでしまいました。必死にシッポをつかんだ私に、小学生の息子が「猫のシッポは心と繋がっているねんで。だってシッポが心、現してるやろ？強くつかんだら、その後優しく撫でてあげてね」息子にするとシッポをキツく握ると猫の気持ちも傷つく。近頃私は、「心ってそもそもどこにあるの？胸の真ん中？臓器で言えば、脳？心臓？はたまた無形？魂？」といった事をずっと考えていました。辰巳天中殺＝超現実主義で、天庫星が2つある私は、物理学者や脳神経外科の人が書いた脳と心にまつわる本を読んでいるところでした。こんなふうにいつも自分の中で白黒はっきりつけようと、結論や答えに近いものを探求し始めます。天庫星は、学者・探求者の星で、凝り性です。白黒つけたがり、分析分類大好きです。それが2つもあるのですから、このやり方は私にとって無理のない自然な形です。何時間でもできる無ストレスの時間です。おまけに調舒星も２つあるので、一人であれこれ頭で考えるのが大好きです。ただ、息子の言葉はそんな私を中庸でバランスの良い感じにさせくれます。心を柔らかくしてくれます。辰巳天中殺は現実に強みがありますが、心の世界や精神、夢の世界に弱点があります。息子の言葉に何度助けられたか。中庸はやっぱり大事です。　行き過ぎは足りないのと同じ。夜中まで本を読んだり、家事を後回しにしたり、ちょっと行き過ぎな部分もありました。心がどこにあるか一人で考えるのは一旦おいといて・・・子供や家族、友達と、心って何やと思う？って話をしてみようかな〜っと思ったのでした。
06Mar
- 春　二十四節気　漢詩から読み解いた【啓蟄】
  気温が上がり初雷が鳴り、土中に蟄（こも）っていた虫が驚き、穴の戸を啓（ひら）いて地上に出てくる。「曹彦約（そうげんやく）」の「驚蟄後、雪作りて未だ已まず、湖荘に之くを阻まる」「啓蟄の後に、思いがけず雪となってまだ止まない。湖畔の荘園に行くのを阻まれてしまった」芍薬の花畑は種子の殻が開けて、新芽が満ちているだろう。冬の間ラバに乗って居なかったので、鞍のホコリを払い、弾む心で鞍も軽い！しかし、突然の雪。この寒の戻りで、せっかく穴から出てきた虫も戸穴に戻ろうとしている。しかしそれでも春は確実に進行している。人々は春爛漫を待ち望んでいる。天を説得して、今一度陽気あふれる春景色を出現させたい。※曹彦約（1157〜1228）は南宋の名臣の一人で、四代の皇帝のもとで官職にはげみ、常に民を愛しむ立場から政治を行った人です。詩でも最初は花畑に行けない落胆からはじまるが、最後は、寒の戻りを追い払い愛民に青春を見せたいと締めくくっている。算命学は「自然観察の上に導き出された自然の法則＋様々な理論＋東洋の思想哲学」によって生まれた東洋の叡智です。漢詩は、この「自然観察」の部分で、より細やかな自然の様子や、季節の推移を知れる、情報の宝庫だと捉えています。おまけにあらゆる思想哲学が溢れた世の中に生きた作者のものなら、余計に知りたい。自然の法則を、より理解するには、二十四節気に触れて楽しむのはもってこいです
05Mar
- 浄化グッズ　【日本最古の厄除け観音寺、伊勢の松尾観音寺の塩】
  こちらは、厄除け、お清めの塩です。伊勢の松尾観音寺のものです。このお寺では、近年床板に龍の模様が浮かび上がり、それを撫でると良いと言われています。私は、命式に禄存星があります。この星は、引力本能の星で、これもやはり陰と陽の部分があるのですが、👍財や愛など、良いと思われるものに引力が働く場合と、因縁やちょっとコワイモノに引力が働く場合もあります。昔から持って帰ったりしやすい体質なので、親が毎年、お清めの塩を私にくれます。（私も今年はそのお寺に行きたい。）算命学で命式を算出するときには、（勉強の身であっても、）相手の魂に向き合い、触れさせていただく。そんな姿勢でいたいのですが、やっぱり自分が常に良い状態でいる為には、浄化や身を守るグッズは必要だと思っています。他にもまだありますが、今日はそのうちの一つを紹介しました。
28Feb
- 宿命に庫気刑を２つ持つ娘（私）と、鳳閣星を４つ持つ母の衝突。
  私は庫気刑を宿命に２つ所有します。更に更に・・・後天運の大運で１つ＋年運で３つ。合計で・・・６個も庫気刑が重なる年なんて年もあります振り返ると面白いくらいに衝突してました。位相法の庫気刑というのは、「目上の人との争いが起きる刑」です。私の争い相手は、決まって、母親です。（私は、天印星ももっているので、基本的にありがたいことに、目上の方にとても恵まれています本当に刑持ち？と思うくらい他人と揉めた事がない。）更に、その母親は思ったことを、そのまま口に出してしまうという直接伝達本能の鳳閣星を４つも所有しますおまけに短気の星も持ってます。デリカシー無いことも文句もそのまま！オブラート一切なし。衝突の原因は、刑の所有者である私です。そして、身近にそんな口からバズーカの人がいれば、衝突相手は自然と母親になります。先日も実家に帰省中にも刑が発動しかけましたが、そこは、ヨクデキマシタ算命学を学んでいて、「感謝＆許し」という、刑の改良方法を知っています。今の私は無敵。普通なら喧嘩になる場面でしたが、笑顔になれました。「ああ、他人と私が争わないように、悪役をしてくれてありがとう！」魂の試練だ。と、思える自分がいました。
19Feb
- 春　二十四節気　漢詩から読み解いた【雨水】
  陽気が生じて気温が上がり、ゆきが融け、雪が雨に変わり、降水量も多くなる。「陳献章（ちんけんしょう）」の漢詩「正月二日、雨雹」から読み解く「雨水」。「正月２日にヒョウが降った。この日は雨水の節気であった。今日は雨水の節気というのに、雹を降らせたが、どうしてそんなことがおこったか。・・・」陳がこの詩を書いた時期は全体としては雹害の増大期で、以前なら滅多にお目にかからなかったのに、なぜか近年多くなったと感じていた。この季節は農耕の準備を始める目安とされます。明代の詩で雹を描くものは、単なる自然現象としてでしたが、陳の様に雹をきっかけに、農業にも関心をよせているのは稀のようです。一般に中国では冬季は雨量が少ないので、雨水の時期の降雨は豊作の予兆とされています。こういった内容を読んだの農諺（のうげん）の詩は、様々なバリエーションで、黄河から長江さらに華南の地まで広く知られているそうです。※陳献章は、明代中期の儒者、思想家で心学の先駆者とされます。詩も多く残しており、自然、平易に評される。雨水地球は太陽のまわりをまわる地球の公転軌道上で、春分から３３０度、冬至から６０度回ってきたことろに位置している。夏至まで１２０度、１日１度進むとして約４ヶ月である。
15Feb
- 二十四節気の原理が知りたくなった。
  ２千年以も前に中国で発明された二十四節気は、２０１６年にユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。🖊📖二十四節気を約一年半、記して。季節の移り変わりから自然を感じてきました。次第に、二十四節気自体の原理を知りたくなり、そんな時に出会ったこの本面白すぎて、止まらない。こうゆうのも知りたかった月の満ち欠けを暦にした陰陽歴に、太陽の動きの目盛り、季節の目印を刻みつけた二十四節気。二十四節気の本質は太陽の動きです。算命学で使用する旧暦（＝太陰太陽暦）に必要不可欠な要素です。今は、“立春”冬至より太陽が高く昇り、昼時間も長くなり、日の光が輝き『春の気配が立ち始める』太陽黄経は３１５度。地球は太陽のまわりを回る地球公転軌道上で、春分から３１５度、冬至から４５度回って来たところに位置する。夏至まで１３５度、１日に１度進むとして約４ヶ月半である。こうゆうのが、ずっと知りたかったんだ。改めて気づきました。位相法でも、地軸の傾きから害や支合の意味合いを解釈したりします。だんだんもやが晴れてゆくそんな気持ちです。今年からは、原理を含めて二十四節気を楽しんで行けそうです。
14Feb
- 第三候【立春・末候】「魚上氷（うおこおりをいずる）」
  暖かくなって湖の氷が割れ、魚が跳ね上がる頃薄く張った氷の下、水の中の世界にも春の到来を感じるようになりました。

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