原典算命学大系が、他の算命学の書籍と違うのは

 

人間社会をどう生きるか?

という「処世術」よりも

 

人間社会を俯瞰した

「自然界」に重きを置いているところだと思います。

ただし11巻あたりは人間界主体

 

もともと算命学は

「自然界の中での人間」といった考えですが

 

そうは言っても占い技術で使うのは

実践的なものになるので

処世術、という意味合いが強く

 

図でいうと、

通常の算命学や占技は

「地」の部分の十字(正しくは立体五行)に相当して

あーだこーだ書かれていて

 

 

 

 

「地」の部分の十字にスポットを当てて

東西横線を「現実」、

南北縦線を「精神」として、

 

現実が~とか、精神が~とか

言っているのだと思います。

 

 

 

ところが原典算命学大系は、

現実よりも自然主体というか

霊魂主体というか、

 

なんか、上手く表現出来ないのですが

 

「地」よりも、「天」主体で

話が展開されている気がします。

 

「星の次元」という

私が、何これ!面白い!

 

と感じた箇所も、

私は最初、「地」での話と思ってしまったので

頭がこんがらがりましたが

 

「天」に相当するところでの話だったんだなー

 

と思えば、

頭がこんがらったことも理解出来る気がしました。

 

 

 

ところで

「天」って何なのさ??

というと

 

「地」は、その名の通り「大地」で

この地上でのこと、人間界でのことで

 

「天」は、「大地」の対になる概念で

「天空」「宇宙」など、自然界のことになります。

 

そして、この「天」を

人間の精神に置き換えて考えると

 

自我を超越したような世界、

無我の世界

と言えるのかなと思います。

 

「地」が自我とかエゴに相当する低我なら、

「天」は高我、みたいな感じ??

 

「天」をスピ的な言葉にすると

高次元とか、ハイヤーセルフとか、

そんな感じ??

スピ用語あんまり詳しくないので、違うかもしれませんが💦

 

 

「天」は、肉体のない世界というか

自我を超えた考えに近いと思うので

 

「生きる本能」といった物質的なものを抜き取った世界

のように感じます。

 

「地」の世界は

自分が!自分が!

といった、個体、分離の世界で

 

「天」の世界は

自分も他人も繋がっている

融合の世界・・・

集合的無意識のような世界

とも言えるのかなぁ。

 

 

はっきりこうだ!

と断言出来ないのですが^^;

 

ただ、原典算命学大系というのは

恐らく「天」を主体にしているよな・・・

 

ということは、何となく感じます。

 

なんか、ぼんやりした記事になってしまいましたが💦

とりあえず、思ったことを書いてみました。