前回、そのうち宇宙盤も習うんですか?と聞いたら

「どうしようかな」と、何故か勿体ぶられた宇宙盤。

(実際は勿体ぶってた訳じゃなさそうでしたが^^;)

 

その宇宙盤を習いました。

 

宇宙盤は60干支を円に並べて、

命式の年、月、日の干支番号を結ぶことで

人生の行動領域を見るもの。

 

行動領域が広ければ、いろいろな領域に関わっていくことになるし、

狭ければ狭い中で集中して生きていく、

その方がその人には合うね、ということのようです。

 

領域を4領域に分けて、以下のように分類

上側を「裏側」

下側を「表側」

右側を「主流」

左側を「反主流」

線が水平、垂直にならずイマイチな図ですが

取りあえずこんな感じ。

北は裏、南は表、東は外、西は内、っぽい感じですね。

 

表側:日の当たる場所、世間から注目される場所や世界と縁が強い。

   人間関係も、注目や知名度を集めたり、そういう人と縁も強い。

 

裏側:世間から注目されない場所や世界と縁が強い。

   人間関係も、裏方タイプの人となったり、そういう人と縁も強い。

 

主流:社会や組織の真ん中、主流の世界と縁が強い。

   世の流れに沿って生きる傾向。大企業など。

 

反主流:社会や組織の亜流、反主流の世界と縁が強い。

     世の流れに逆らって生きる傾向。ベンチャー企業など。

 

四領域に跨がっていれば、行動領域がとても広いということで、いろいろなことをやった方が向いているし、

一領域であれば、行動領域が狭くなり広げるよりも深めるほうが向く、ということになるそうです。

 

ただ、宇宙盤だけで見るのは危険とのこと。

これは前回の授業でもそのように聞いていました。

 

例えば律音がある場合は、三角にならず線になる。  

だからと言って必ずしも狭い人ということではない、と。

深く専門性を高めるのが向いているけれど、

創造性などは広がっていき、チャレンジもしていくと

狭い世界で収まるわけではない。

 

宇宙盤は視覚的で分かりやすいけれど、

上記の律音や鳳蘭局に該当する場合など、

他の技法の方を優先することも多いので

あまり宇宙盤だけで判断しないように、とのことでした。

 

基本的には相性で使うことが多いみたいです。

(相性については次回習う予定)

 

 

ちなみに職業について表側、裏側で見ることが出来るけれど、

同じ職業でも働き方によって、裏にも表にもなったりするそう。

 

例えば占い師。

占い師は、職業としては裏側。

だけど、有名な占い師としてTVで活躍するような働き方なら表の働き方だし、

ひっそり路地裏で占い師をやっているような働き方なら裏の働き方。

 

占い師の主流、反主流っていうのは

あんまり想像つかないけれど

占い協会、というようなところに所属して、そこで活躍するような場合が主流?のようですが、基本的に占い師は裏側・反主流っぽいです。

 

私は、裏側・反主流の一領域、それもかなりちっちゃな三角になります。

(正しくは二領域ですが、ほんのチビッとしか掛かってないので二領域とはみなさないらしい)

なので、占いの世界などは向くそう。

 

 

行動領域の中で力が発揮出来るかは

十二大従星のエネルギーで見るそうです。

初年期、中年期、晩年期の十二大従星の点数を合計し、3で割って平均値を出します。(小数点以下は四捨五入)

弱:1~4点

中:5~9点

強:10~12点

 

四領域に跨がるような人はエネルギーが高いほうが、

一領域の人はエネルギーが低いほうが

それぞれスムーズに力が発揮出来る、ということだそうです。

 

では、反対に四領域に跨がる人でエネルギー値が低かったり、

一領域の人がエネルギー値が高かった場合、どう対処したら良いの?と思ったので質問してみました。

 

四領域に跨がる人でエネルギー値が低い場合、

領域を狭めるのはどうなんですか?と聞くと

領域が広い人は、広がっていこうとするらしいので、

狭めるよりは、四領域に跨がって太く短く、が良いとか。

領域が広いとエネルギーも沢山使うので、エネルギー値が低いと、ずっと走り続けられないのだそうです。

ガーッと働いて早期リタイアする、みたいな感じですかね。

 

一領域だけどエネルギー値が高い人、

例えば天将星が複数ある、みたいな場合や

特殊な命式であれば、特殊性を活かしたほうが良いようです。

それでも、何でも手広くやるような感じではなく

1つの分野を極めて世界を股にかける、とか。

 

ただ、宇宙盤は目安という位で

十二大従星が発揮しやすいことを主として考えた方が良いですよ、とのことでした。

 

後は、位相法で運勢も見ます。

四領域に跨がっていて半会なら、かなりスケールが大きく発展し、

対冲なら活かしきれずトラブル注意。

 

一領域で半会なら、運勢未消化で不満が溜まりやすく

対冲なら無理なく発揮しやすい。

 

私は、一領域で半会二つ。

ということは対冲のほうが良いの??と尋ねると、

対冲は慎重になるから広がっていこうとしないので

"領域”という点だけで見ると、良いけれど

対冲そのものが良いかというと別問題、とのこと。

 

半会があると広がっていきやすいので

領域を超えてしまいやすい、

だけど、領域を超えると上手くいかなくなる。

かといって一領域に留まると、半会という拡大の可能性を活かしきれない。

 

半会なのに一領域という矛盾。

こうやって授業を受けていると、私自身の矛盾への対処法について伺えるのも嬉しいところです。

 

私の場合、半会を優先した方が良いとのことでした。

運勢として発展していこうとするため、発展は自然としてしまうそうです。

ただ、働き方は考えたほうが良い。

どの世界で発展性を目指すかが大事。

大企業でど真ん中みたいな仕事は合わない。

 

私の一領域は裏側の反主流(←この言い方って反社会的勢力みたい^^;)

それこそ占いや算命学にはぴったり。

個人で占い分野で発展するのは向く、ということ。

おお!良いじゃない♪

願ったり叶ったりだなと思いました。

 

過去を振り返ると、確かに今まで

狭く深く仕事していたら評価され、発展の結果?他部署に引き抜かれて異動する、

ということが前職でも、前々職でも起こりました。

 

端からみると栄転だけれど、

私は領域を跨がるようなことになっていたから、あんなに苦しかったんだろうな。


特殊な命式の人だと、特殊性のほうが目立って

宇宙盤は参考程度なのかもしれませんが、

私のようにあまり特殊性のない命式だと

宇宙盤で一領域なのに、半会二つという矛盾が

かなり大きく感じられました。

 

ただ、もしダンナが元気で働いていたら、

私は今も専業主婦だったかもしれません。

そうしたら半会が活かせず不満はあったかもしれないけれど、

前職や前々職での出来事を経験することもなく、

それは、自分の領域と半会の不一致をあまり実感出来ずに過ごすことになるので、

今思えば不一致を経験出来たのは、今回の学びに繋がったので良かったなと思いました。

 

私は発展すると苦しくなるので、

自分では「発展するのが好きじゃない人」と思い込んでいました。

なので仕事をする身としては、良いことではないなぁと思っていました。

 

でも、領域を跨がった発展が苦しいわけで、

発展そのものが苦しいわけじゃない。

 

そういえば、昨日書いたブログの

「ここでの仕事を算命学で活かせるようにしようよ」という上司の言葉から

実際、そんな仕事が振ってくることになりました。

こういうのも、きっと発展なのだろうし、

昨日のような仕事であれば、やってみたい!と思うわけです。

 

裏側の反主流というヤクザな世界?なら

発展も今までのように苦にならず活かせるかもしれません。