習い方で人生が大きく変わる 第二部の③
次に来る欲望が二人の人生に大きな開きとなる
Aさんの「司禄星」の望む欲は、「鳳閣星」の世界へ進んでいきます。
すなわち、自然の過ごし方であります。これは、安泰、平穏の道であり孤独ではありません。
Bさんの「禄存星」の望む欲は、『調舒星」の世界へ進んでいきます。
すなわち、孤独の世界であります。人との交流に疲れてきて、自分を見つめ直すことか必要になってきます。
まとめ
Aさんの「玉堂星」の学びは、「車騎星」、次に「司禄星」、そして「鳳閣星」を生む
Bさんの「龍高星」の学びは、「牽牛星」、次に「禄存星」、そして「調舒星」を生む
算命学の考えでは、中庸をもたらすのが宇宙の真理であります。
自己実現「貫索星」(陽星)を求めるのに、Aさんの出発点は「玉堂星」(陰星)ですが、Bさんの出発点は「龍高星」(陽星)になります。
建築で例えるなら、Aさんは陰の土台から陽の建物を建て(陰➾陽)、Bさんは陽の土台から陽の建物を建てるようなものです(陽➾陽)。
Aさんの推移が自然の型であり、Bさんの推移が不自然の型と説かれています。不自然の中から構築された物事ですから、Bさんの建物は、非常に崩れやすくなります。