世の中で一番さびしい事は | 出る杭は打たれる。しかし、出なければ朽ちてしまう。
働けない大卒・高卒が15万人に

大卒就職率が60.8%になり、職につけない大卒者が8.7万人に達しており、高卒も入れれば15万人が職にありつけない状態になっていると文部科学省の『学校基本調査』で判明したと今日の朝日新聞は報じていますが、今後この数はもっと劇的に増えていくことになるはずです。

なぜなら、日本人と中国人を比べた場合、中国人のほうがはるかによく働くからです。
そして賃金も日本人に比べ半分から4分の1であり、解雇も日本に比べてはるかに簡単だからです。

今まで中国は低賃金労働のメッカでしたが、今や日本人にとって代わるホワイトカラー層が育ってきており、今後SEなどは日本では『死滅』するとも言われている程です。

会計関係にしましても、中国に回せば一人月額4~5万円で担当させられるものが日本では月額20万円近いとなれば、結果はおのずときまります。

今年、日本では大学を54万1千人が卒業していますが、内訳は以下の通りです。
 
就職者         329,000人
大学院等進学者      73,000人(+4,000人)
一時的(バイト等)就職者 19,000人(+6,000人)
就職も進学もしていない者 87,000人(+19,000人)

<一時的就職者>と<何もしていない者>を併せれば10万人を超えます。
大学を卒業したもののまともに働けない大卒者が10万人を超えているのが今の日本社会なのです。

もちろん、これは採用を絞る企業側だけに問題があるわけではありません。

世界で類を見ないばか騒ぎをする日本の大学生にも問題があります。
世界中の大学生は朝から夜までものすごい勉強をしています。でなければ進級出来ないからです。
カラオケやサークルと遊び呆けている大学生が多い日本の大学制度は極めて特殊であり、世界から見れば本来なら大学に行く必要がない学生が大学に行っているだけだとも言えるのです。
結果、採用したくてもその程度に達していない大学生が多くなってしまっているのです。

今年就職ができないという大学生も勉強をし直して頑張っている者も多く出てきているといわれていますが、社会の厳しさを身に染みている者はまだ救いようがあります。

今後、救いようがない大卒者が日本社会にあふれかえる時が来るはずですが、その時の社会はいったいどうなっているでしょうか?
経済専門誌が以前特集を組んでいましたが、親も子も破たんという最悪の事態に陥る事例が急増するはずです。

Nevada 投資情報専用ブログより引用

今まで栄えてきた先進国はどこも没落前には経済も人もダメに成りますね

ワタシらの世代なら知っていると思いますが

イギリスで「God save the Queen」なんてタイトルの割りに

女王と国をコケにしたバンドのセックスピストルズなんかが歌っていた。





世界の人たちはロンドンのピアスだらけのパンクロッカー張りの若者を見てびっくりしたでしょうね

紳士の国イギリスはどうなってしまったんだと・・

今の日本と同じような若者社会だったような気がします。

やんちゃな若者はそこそこ根性があり負けん気が強くゴキブリのように逞しいものですが

ただ、時代背景は変化するものでアキバのオタクのような地に足が着いてない男は現代風なんですかね

二次元アイドルに萌え~~も個人趣味なんでツベコベ言いたくはないけど

40歳を過ぎた時の生活設計を真面目に考えないと、住民登録はあれども居るのか居ないのか・・・ドクロ


先日より山梨県では青木が原樹海に移動交番を設置したようです。

死んで楽になるより、生きて楽しみたいですね


「一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
 一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
 一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
 一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
 一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
 一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
 一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。」 


                                    福沢諭吉「心訓」