前回のあらすじ
サン・火野「えぇぇーー!!」
ドゴッ
キュリオロン「ククク、相変わらずだな、危なかったぜ」
一同「・・・・」
サン「キュ、キュリオロン?」
キュリオロン「ん?ああ、これはな─」
ガラッ
???「はぁ~相変わらずじゃのぅ~」
一同「!!」
???「我の愛の抱擁を拒むとは」
キュリオロン「ハッハ~あたりまえだろう」
キュリオロン「壁を破壊する威力だぞ?生身であんなのくらったらひとたまりもないぜ」
???「ほう?」
???「なんじゃ?いつもの主ならあの程度なんともない筈では─ん?生身?」
???「おろ?いつもと姿が違うの~」
かくかくしかじか
???「ほほう、そういうことか」
???「ハハハ!話しには聞いてたがまさかこんなことになってるとは!主もマヌケだのぅ!!」
バシバシ
キュリオロン「ゴフッ・・オイオイ話を聞いてないのか?生身じゃお前のスキンシップは全てクリティカルなんだよ」
???「ハハハ!口だけは相変わらずじゃ!」
???「ふふふ、それで我を呼んだということか」
キュリオロン「ま、そんな感じだ」
トニー「・・・・」
トニー「それで?そんな化物染みた力をもった君はいったい何者かな?」
火野「トニーさん!」
???「別に構わぬよ、それほどまでに実力差があるのだ仕方あるまいて」
トニー「そいつはどうも」
???「我が名か・・よかろう!」
???「よく聞け!」
???「そして刮目せよ」
???「うぬらの前にいるのは孤高にして気高き王!!」
ベルゼブブ「我が名は壮麗にして豪成の主『バアルゼブル』またの名を七代魔王の頂点『ベルゼブブ』である!」
一同「!!」
トニー「まさか旧約聖書の大悪魔がご登場とはな、やれやれ僕もお手上げだよ、神話繋がりでソーでもぶつけてみたいところだね」
火野「トニーさん、『ベルゼブブ』ってなんですか?」
トニー「聖書を読んだことがないのか?」
火野「いや~しょっちゅう旅をしてたんで・・」
トニー「・・仕方ない」
トニー「もともと『ベルゼブブ』というのはどっかの地方の最高神だったみたいだねそこでの呼び名が『バアルゼブル』意味は気高き主だったかな・・だがキリスト教によって悪魔『ベルゼブブ』ハエの王とされたんだとさ」
ベルゼブブ「ふむふむだいたい合ってるぞ」
火野「なるほど~」
火野「あの~、一ついいですか?」
バアルゼブル「む?質問か?いいぞ」
火野「俺思ったことがあるんですけど」
バアルゼブル「ほう」
火野「なんでそんな格好してるんですか?」
一同「!!(火野がまじめなことを言った!?)」
火野「?」
バアルゼブル「そんなことか、決まっておろう」
サン「・・・・」
サン「(・・靴下)」
サン「(手袋・・)」
サン「(マフラー・・)」
サン「(あれって・・うわぁ~)」
バアルゼブル「我はそう─」
バアルゼブル「全裸教である!!」
キュリオロン「ハッハ~」
一同「うわぁ~」
ガッ
バアルゼブル「こうして全裸教が集うのも久しぶりじゃな!」
キュリオロン「ククク、そうだな~」
バッ
風間「フゥーーー!」
風間「ついにその肌を顕したな攻略難易度Sのキュリオロン!フゥーーー!」
キュリオロン「」
スッ
ガギッ
風間「お前を襲い続きて苦節3年!!毎度毎度防がれてたお前のア○ス!さぁ!差し出せ!俺がお前を絶頂にぃ~」
風間「導いてやるぅ!!」
風間「ふぅーフゥーーー!!──」
風間「・・・・」
キュリオロン「ククク、ハァーイ」
風間「───」
風間「オロロロ!!」
キュリオロン「ククク、ざまぁ!」