週末の別荘の庭を整備してました。

 

別荘脇の林道から声をかけられました。

 

出てみると散歩途中と見られる80代位の老夫婦が立ってました。

 

そのうちお婆さんが話しかけてきました。

 

「見違えるほど綺麗になりましたね。」

 

「昔、ここの御主人とお友達で、よくこの庭で綺麗な桜を眺めてお茶を飲んだものです。」

 

そう言われました。

 

 

桜の木?

 

私は桜の木があることを知りませんでした。

 

老夫婦が立ち去った後、深い竹林をゴソゴソと桜の木を探しました。

 

「あった!!」

 

あのお婆さんの言う通り竹林の奥深くに山桜の大木が有りました。

 

その山桜は竹が生い茂り日陰の枝は枯れていましたが、竹より高い日光が当たる枝には

桜の花のつぼみがあり、その時は5分咲きでした。

 

私は「この桜を助けないと!」という感情が湧きました。

 

庭の整備をやめて、チェーンソー片手に山桜の周囲の竹を伐採してやりました。

 

周囲の竹を取り除くと山桜の全貌が見える様になりました。

 

その山桜は周囲の竹に負けんとばかりに高く伸びていました。

 

 

翌週末も山桜の様子を見に行きました。

 

桜は満開になってました。

しかし竹のおかげで日陰になった枝には花は咲きませんでした。

実物は淡いピンク色をしていましたが、写真だとどうしても白く映ります。

夜桜の写真撮影の難しさを知りました。

 

それにしても、桜の木にもっと早く気付いていれば良かったと、ちょと後悔しました。

 

女房が夜桜を眺めなから・・・

「この桜、なんだか凄く喜んでるょ。」

そう言われると、確かに桜が喜んでいる様に見えました。

 

私も若い頃は桜や花等に全く興味が有りませんでしたが、歳をとるにつれて花が愛おしくなってきました。