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繁昌亭昼席が終わって、JRで松山へ向かう。

愛媛大学落語研究会の顧問のまきお先生が今年で退任されるので、全員集合するのだ。


9年前の今頃の話。

卒業を間近に控えていた僕は憂鬱だった。

学生時代の僕は間違いなく輝いていた。

楽しすぎた。

どれだけ時間があっても足りなかった。

だが、もうすぐ修行という名の、謎の時間が始まろうとしていた。

きっと、今より輝いてる時間はないだろう・・・。

そんな自分にこの歌詞を送りたい。

「想いでより
輝いてる
あすを信じよう」





入門してからは、車の運転をするらしいので、免許を取りに行った時の話。

卒業式の日だった。

「えー、普通免許、イノウエユキヒロ」

その時居眠りをしていた僕は、名前を呼ばれて意識を取り戻し、目をこすった。

当時の僕はハードコンタクトをつけていた・・・・・

両目同時にずれた・・・・

メチャクチャ痛い。

ソフトコンタクトの比じゃない。

涙が止まらない、目が開けられない。

「普通免許、イノウエユキヒロ!・・おい、イノウエ!お前や、早く来い・・・・・・・・・・・・・・おい、・・・・・・泣いてるのか・・・・・・・・・・・・・・・・普通免許取って・・泣いてるのか・・・・・・・・・・・・・・・・何で?」

教官・・・居眠りしてました。

会場はそうぜんとしていた。

涙を我慢して、壮絶な顔をしていた自分にこの歌詞を送りたい。

「涙
堪えるより
生まれてから
一番 泣いて見よう
そう つらいことは
まだまだある
慣れておこうぜ

ぐしゃぐしゃの顔」


今僕は当時よりも輝いている未来になるように頑張っています。


5時発の電車で大阪に向かっています。

繁昌亭の、朝席、昼席があるのです。

寝てませんので、今から寝ます。

この歌を聞きながら。






GIVE ME FIVE!

作詞:秋元康 作曲:笹渕大介 唄:AKB48



桜の歌が町に流れ
あっと言う間だった別れの日
校舎の壁のその片隅
みんなでこっそり寄せ書きした

制服は
もう脱ぐんだ
春の風に吹かれながら
やがては散って
新しい夢を見る

友よ
想いでより
輝いてる
あすを信じよう
そう 卒業とは
出口じゃなく
入口だろう
友よ
それぞれの道
進むだけだ
サヨナラを言うな
また すぐに会える
だから 今は
ハイタッチしよう


何故 写真を撮ってみても
大事だったものは残せない
ケンカして口きいてなかった
あいつとなぜか肩を組んでた

まだ誰も
帰らなくて
教室がせまく見えるよ
名残惜しい
時間の先に
僕らの未来がある


堪えるより
生まれてから
一番 泣いて見よう
そう つらいことは
まだまだある
慣れておこうぜ

ぐしゃぐしゃの顔
見せ合ったら
何でも話せるね
一生の親友だ
忘れるなよ
ハイタッチしよう

友よ
思い出より
輝いてる
あすを信じよう
そう 卒業とは
出口じゃなく
入口だろう
友よ
巡り逢えて
最高だった
青春の日々に
まだ 言えなかった
ありがとうを
ハイタッチで・・・