サンコー薬局羅漢店の宮崎です。

生薬解説をシリーズで今回は羚羊角の解説です。

 

今回も珍しい名前の生薬ですね。

いったい何?羊(ひつじ)の角?

という感じになりすよね。

 

それでは

 

羚羊角とは

ウシ科サイガレイヨウの角を粉末にしたものです。日本でいうとカモシカの角が近いです(和レイヨウといわれることもあります)

動物生薬には角はよく使うものなんです。成分としてはケラチン、リン酸カルシウムなどを含みます。

漢方的用途には鎮静作用、血圧降下作用、抗炎症作用、解熱作用などがあります。

最近話題になっている作用にNGF・BDNF産生促進作用が認められています。

 

これは、どのような作用かと言いますと、神経栄養因子といいまして、神経を成長させる働きがあります。脳で働くと脳機能改善、運動神経で働くと運動機能改善が期待されている研究分野です。

そのような作用もあるので、私がこの生薬を使うときは、最近物忘れが酷くなった、とか

頭を使い過ぎ(考えすぎ、不安など)で脳疲労を起こしている状態に使用する事が多い漢方生薬です。

 

 

 

 

こんにちは!サンコー薬局羅漢店の岡本です。

 

新型コロナウイルスによる感染が第8波に突入し、感染者数が急激に増えはじめました。

ご自身も感染された、という方、ご家族が感染された方など、

実際に身の回りにもどんどん増えている印象ですよね。

それに伴い、新型コロナ感染の後遺症でお悩みの方からのご相談もかなり増えてまいりました。

 

いつまでたっても身体がだるい

髪の毛が抜けて生えてこない

一か月たっても咳が出る。

身体がふらつく、めまいがする。

気持ちがふさぐ。やる気が起きない。

鼻がずっと詰まってにおいが分からない。

食欲が沸かず、食べてもおいしくない。

 

などなど、様々な症状の訴えをお伺いします。

 

 

当薬局では、お一人お一人、お悩みを丁寧にお伺いして、その方に必要なことを御提案させていただいております。

咳が止まってとても楽になった、仕事を一日しても疲れなくなった、鬱々していた気持ちが前向きになってやる気が出た、鼻が通って夜眠れるようになった、などなど、

皆さんが徐々に回復して、元の日常生活に戻っていかれる姿を大変嬉しく拝見しておりますので、お困りの方がおられましたら、是非一度お気軽にご相談いただければと思います。

コロナやインフルエンザ等、感染症に負けない身体作りも併せてお話してまいりますので

養生や体質改善にご興味がおありの方も、お気軽にお声掛けください。

 

 

体調が優れない方には、LINE電話によるオンライン相談も受け付けております。

こちらもお気軽にお声掛けください。

 

サンコー薬局 羅漢店の宮崎です。

お正月の投稿なので正月らしく、お屠蘇について書きます。

実はお屠蘇って漢方薬なんです。これだけでも知っておいて欲しいです。

 

〇お屠蘇とは

お正月に無病長寿を願って飲まれるお屠蘇の由来は、「蘇」という悪鬼を屠るという説や、邪を屠り生気を「蘇生」させるという説があります。現代ではお屠蘇を飲むというと、単に日本酒を飲むことを指す場合もありますが、本来、お屠蘇とは「屠蘇散(とそさん)」または「屠蘇延命散」と呼ばれる5~10種類の材料を配合したようなものを漬け込んだお酒のことで、唐の時代の中国より伝えられ、平安貴族の正月行事に使われていたそうです。江戸時代には一般庶民の口にも入るようになるまで広まりました。

ちなみに屠蘇散の中身はこのような感じが多いです。(いろいろなバージョンがありますが日本では下記が一般的なようです。

 

屠蘇散の中身

白朮(ビャクジュツ):キク科オケラまたはオオバオケラの根

山椒(サンショウ):サンショウの実

桔梗(キキョウ):キキョウの根

肉桂(ニッケイ):ニッケイの樹皮、シナモン

防風(ボウフウ):セリ科ボウフウの根

陳皮(チンピ):みかんの皮

 

〇お屠蘇の作り方

このような薬草をそろえることは難しいので現在は、屠蘇散としてスーパーなどで売っております。屠蘇散を1包を1~2合(180ml~360ml)に浸して一晩そのままにして元日に頂きます。

薬草の香りが強いのでお好みでみりんを加えると味が良く飲みやすくなります。