消費税やら、金利の上昇やらで家をご購入している方にビックリマーク

消費税について
消費税については、上がる前提として、平成26年4月1日以降に引き渡しを受ける方は、
平成25年9月30日までに契約をしなければ、8%になります。
ただし、8%で契約された方は、ローン控除が拡大されます。
ちなみに、中古住宅等、消費税の対象にならないものに関しましては、ローン控除は、
拡大されません。

不動産で消費税がかかるのは、売主が業者の場合のみで、個人が売主の場合、
消費税は、かかりません。また、土地についても消費税はかかりません。

金利については、5月ぐらいから、長期固定金利があがるといった報道がなせれていました。
実際に、かなり煽った内容で、上がったら、家が購入できなくなるようなイメージでしたし、
私のお客様の中にもかなり、気にされていた方がいましたが、その方には、
①変動金利を選ばれる場合、現時点で、金利の上昇の気配はありません。
②長期固定金利があがっても、昨年の同時期に比べ、まだ、低い金利であること
③長期固定金利は7月には、金利が下がる可能性があること、
(長期固定金利は、1年間で、月によって、かなり金利が変動すること)
とお伝えしました。

実際に6月に入って長期固定金利は上がりましたが、おそらく、それ以降、金利が上がるという報道はなくなったと思います。

実際、6月10日時点で、7月は、長期固定金利が下がることが予想されいていますので、
長期固定金利を選択する方は、引き渡しを来月に延ばせば、お得かと思います。

長期固定金利が下がる根拠は、
6月最初に日銀が債券市場に介入する頻度を増やすという報道がでたこと、
実際の株式市場・円相場が株安・円高に動いていることがあげられます。

ただ、7月に入り、実際に市場にお金が流れ始めますので、
固定金利(アベノミックス)特別金利の商品も出始めますので、
長期固定金利をお考えの方は、7月以降で引き渡しを受ける方が
お得かと思います。

いつも思うのですが、所詮、マスコミなんぞ、素人ですので、煽られずに
プロの意見を聞いていただければ、お得な場合が多々あります。

マスコミは、報道のプロであって、実際のプロでは、ないのですから、
実務に携わっている方の意見を参考にしてください。

ただ、不動産屋さんは、煽る方もかなりいますので、
不動産屋さんのいうことは、話半分で聞いていただくと、ちょうどいいと思います。