資金計画について、

普通、不動産会社で資金計画をつくる場合。

物件価格+購入諸費用―自己資金=住宅ローン

住宅ローン

変動金利 2.475% 金利優遇 1.6% 適用金利 0.875%

35年返済で 100万円あたり 約2,765円

3000万円借入で 月82,949円 ボーナス払い無

今のお家賃より安いでしょう!!となります。

本当に大丈夫ですか?

変動金利は、今より、いつか金利が上がります。

その時支払うことはできますか?

今、固定金利は、かなり安くなっています。
35年全期間固定で、2.02%(フラット35)とか
2.25%(Mほ銀行)
があります。これは、非常に安いのでお得に見えますが、
現状、変動金利には勝てません。

また、当分変動金利があがりそうにもないので、(保証しませんが)
変動一本で行くのも有りです。

で、ここからが本題です。

変動金利で行く場合、金利が上がった場合のことを
考える必要があります。

特に、景気の上昇が給料に反映されるのかどうか
そういったことも考える必要があります。

毎月いくらまでなら払えるのか?
払えない場合、どうすればいいのか?
10年後の残債はいくら残っているおか?
など、目先の支払額にとらわれて、高い物件を買ってはいけません。

仮に、金利4%として、3000万円を35年借りた場合

毎月返済額は、132,832円です。

月82,949円から大幅ジャンプアップ

払えない方の方が多いような気がします。

そうならないように、今だけでなく、10年後、20年後
どのように変動していくのか知ることが大切です。

不動産は、一生で一番高い買い物といいます。
多くの方は、ローンを使います。

その支払方法で、同じ3000万円のものを買っても何百万と変わってきます。
当然、金利が安ければ、その分支払額は減りますが、
変動金利には金利上昇というリスクがあります。

しかし、本当のリスクは、期間です。この長期間において、いろいろな変化がおこります。
たとえば、病気になったり、給料さがったり、解雇されたり
いい話であれば、子供が生まれたり、とか
そういった、家庭の会計の状況変化によって、毎月の支払ができなくなることが
起こりえます。

そうなった時に、どう行動するのか、また、そうならないように、どう行動しておくべきなのか、そういったことも含めて、資金計画を作成してください。

 目先の支払だけで、不動産を購入するのは危険です。