皆様

こんばんわ。

三幸住研の野口です。

台風は温帯低気圧に変わりましたが、
引き続き、土砂災害の危険性が高くなっている地域があり、
気象庁は、引き続き警戒するよう呼びかけています。

皆様のご無事を祈っております。


本日のブログの内容は中古物件はお買い得か否かについてです。
このお問い合わせは多くいただきますので、詳細をお伝えいたします。


この内容に関しては難しすぎる質問ですね。



中古住宅と新築住宅(ちゃんとしている家)との違いは、
見栄えを別にすれば、新築住宅は、給湯器が壊れるまでは、
基本補修をしなくてもよい。


約8から10年住宅設備費用を見なくてよいところにあります。




中古住宅の場合、築2年から築30年、またそれを超えるものも含めてですので、
単純に中古住宅がお買い得かどうかは、そのお家次第ということになります。
 

それと不動産にお買い得という概念は、存在しません。





一般的に誰が買っても得するものは、市場には、出回りません。(不動産会社が買います)


そこで、お客様の希望に合う物件、合わない物件、が同じ適正価格で売っているとします。

合う物件がお買い得物件、合わないものが他の人のお買い得物件と思ってください。





これを前提にお話をすすめさせていただくと、お客様のご希望をすべて書き出し、それにかかる予算を計算します。

実際、その予算を組める方は、少ないと思いますので、希望を諦めていきます。

その中で、新築か中古+リフォームかを選択していくわけです。
ここで、新築に希望するものがなく、中古+リフォームに希望するものがあれば、お買い得な物件が手に入ったという訳です。
 



ここで、中古住宅+リフォームの予算組は、なかなか一般の方にはできませんので、
私たちがお手伝いするわけです。


当然、家の良し悪しを判断する力と、家を保全させる知識、リフォームの知識などが必要になるわけです。



ここで、売主様は、一般の方ですので、本体価格を安くしてくれる場合もありますので、
同じ満足度で、費用的に中古住宅の方が安く抑えることができます。




中古住宅の良し悪しを判断するために、ホームインスペクターという資格があり、検査してくれますが、中古住宅の場合、一般の方が売主ですので、買わないのに、壁に穴をあけることはできないので、実際には、難しいです。




実務化の不動産営業の考えでは、当然家を維持していく費用もリフォーム代にいれますので、
結果がどうであれ、関係ないのですけど、実際古い家ですと「壁に断熱材が入っていません。」という結果がでます。





この家に断熱材を全部いれると、約30万円くらいですかね。ただし、壁を全部やり替える費用は入りませんけど。これだけ聞くと不良品と思いますが、実際のところ、壁が普通の塗り壁ですので、入っているはずがないのです。その塗り壁事態に調湿効果があります。



わかりやすく言うと、漆喰(しっくい)の蔵があります。壁に断熱材は入れる必要がありません。



漆喰自体に調湿効果があります。そういった総合的な判断でお家をつくりますので、中古住宅の方が、難しく、限られた予算で、その分いいものが手に入る可能性があります。


私は、少なくとも年間100件以上のお家を見ますし、中古住宅をリフォームしますので、
過去の経験で、大体の見当は、つきますが、一般の方はわかりませんので、
極意を一つ!


いいもの見分け方、、、、それは売主さんがお金持ちかどうか?
そして、その方が新築をしたのか?

これで大体わかります。




でお金持ちの判断は、外構・外壁ですね、門扉、トユ、などで判断してください。

 くつがきれいな人は、お金をもっていると同じ理屈です。


そういう方は、頭もいい方が多いので、相場からご自分のお家の価格を自分で計算します。


日本の場合、新築時のオプション費用、リフォーム費など余分にかかった費用は、
お家の価格に反映しませんので、その分お得に買えますし、価格交渉でも、
ご案内時に気に入っていただいていれば、安くしてくれることもありますので、



「中古住宅は、お金持ちの人の家を買え」 これは、一つ覚えていてください。

(但し商売人の人が売主の場合は、当てはまりませんので、ご注意を)