落語協会シニア事情

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 彩の国シニア応援大使の三遊亭鬼丸です。

 三遊亭と付いてるのを見てお分かりの通り落語家でして、落語協会という組織に属しております。そして今回は我が落語協会のシニア事情について書きたいと思います。

 我々落語界は20代30代は修行の身、40代50代は若手で60代を中堅というぐらい息が長く、またなかなか一人前扱いされない業界です。60代以上をシニア扱いしてしまうと半分近くが該当するため今回は80才以上をシニアとします。

 まず協会最年長なのが三遊亭金馬師匠、御年88才。昨年に熊谷のお仕事でご一緒しましたが、そのときのマネージャー代わりでついてきたのが同じく80オーバーのおかみさん。夫婦で仕事だけでなく旅行にも頻繁に出かけているそうで、なかなか仕事以外では旅行に出掛けない芸人が多い中では異色です。おかみさんとの仲の良さも珍しいかもしれません。

 次に川柳川柳(かわやなぎせんりゅう)師匠。寄席ではおなじみの芸人で、戦中の軍歌から戦後のジャズブームまでを自身の自慢の喉で軽妙に聴かせ爆笑を誘う86歳。毎年「来年は売れるよ」と言ってた師匠です。今年も言ったのかもしれません。

 最後はギター漫談のぺぺ桜井先生82才。今年の秋から後輩の芸人と勉強会を開始するとのことで、稽古に励む毎日だそうです。いいですか、82才が勉強会ですよ。

 芸人は周りの同年代と比べると若く見えるといいますが、もちろん人前に立つことが多いうえに、さらに毎日飽きない仕事で情熱的に活動してることも大きいかもしれません。  

 今年6月に大使に就任し、埼玉県内のシニアが活躍する企業や団体を訪問しています。そこでは、仕事や地域活動に輝いているシニアにたくさんお会いしました。応援大使として、シニアを“応援”していますが、元気な先輩方の姿に勇気づけられ、私の方が「がんばらなくちゃ」と思わせられる日々です。訪問の様子は、県広報誌「彩の国だより」12月号に掲載されます。是非ご覧ください。

 

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