子宮の盛衰 | 院長&塾長のブログ

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現役鍼灸師兼某塾塾長の気まぐれ日記

当然ですが人は老化します。


正確に言えば毎日変化し、その変化が往生の方向に向かうということです。


我々でいうと腎精の枯渇に向かうということです。


症状の総体としての腎虚は年齢には関係ありませんが、腎精の盛衰は年齢が絡みます。


その盛衰があらわれやすい臓腑のひとつが子宮です。


腎の盛衰の衰の影響がダイレクトに表現されると子宮内の気血の定量変化が起こります。


少が長です。


排卵までは腎精は血に転化します。


少は血が少ない状態で排卵に辿りついてしまいます。


長は溜まりが遅い分時間がかかります。


排卵少し前から腎精は気に転化します。


緩か低です。


緩は排卵から高温になるまでが緩慢になります。


低は高温相自体があまり上がりません。0.3度以上が目安です。


つまり腎精不足の判断ポイントは少、長、緩、低でみるということです。


他にもありますが・・・、この辺に重点を置いて下さい。