宗像市の市民グループ「観光むなかた」は「むなかた観光ガイドマップ」の中国、韓国語版を発行した。市内の観光案内本では唯一の外国語版で、外国人観光客の誘致につながることを期待している。市市民活動交流館「メイトム宗像」のホームページでは、電子版も公開している。
日本語版の冊子は昨年2月に作製。初版100部は在庫がなくなり、増刷を求める声が多かったため、増刷を決めた。それに合わせて中国、韓国語版を作った。
市は韓国・金海市と姉妹都市を結び、韓国や中国など外国からの観光客が年約3万人訪れている。作製費約50万円のうち9割を市が助成した。
冊子はA5判、カラー47ページで、会員が集めた市内12地区の観光、グルメ情報を写真やイラスト地図で紹介している。日本語版は千部、中国、韓国語版は各100部発行し、市内の公共施設などに配布した。
山岡正好事務局長(67)は「スマートフォン(多機能携帯電話)用の観光案内ソフトの開発にも挑戦したい」と意欲を燃やしている。
=2013/04/20付 西日本新聞朝刊=
対馬の仏像のようなことが起こらないように 防犯の方も 市民グループ様 気をつけてくださいね