原発労働の対価と代償  日本の原発利権の闇 (2) | 産経新聞を応援する会

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拙ブログは 原発反対 もしくは極端な原発推進の立場は取っていません 代替エネルギーの研究推進はいずれの時代にも当然求められることです 


現在の電力の観点からは原発維持の立場をとります しかし原子力の研究は常に推進されるべきものと考えます 

我々の存在の根幹、太陽の研究は人類の義務と考えるからです


また 安全保障の観点からも原子力の研究は欠かせません 今回の事故を差し引いても日本の原子力技術は世界の最高水準に達していることは否定されません 現時点においても日本は準核保有国だと考えています


しかし 産経応援は 原発に群がる 脱原発利権と同様に原発利権にはメスを当然入れるべきだと考えています 




原発労働の対価と代償テーマ:事件・事故   桃次郎さまのきじ


日給2万円…原発労働の対価と代償
2012.1.7 19:00 (1/4ページ)[westピックアップ]

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時事放題
福島第1原子力発電所事故で、1号機の格納容器につながる配管を切断する作業員

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 「おまえ、裏切ったな!」
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 福島第1原発事故の収束作業中に死亡した静岡県御前崎市の配管工、大角信勝=当時(60)=の妻、カニカ(53)は、夫が勤めていた建設業者の社長の言葉が忘れられない。
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 社長は50万円と引き換えに、ある書類に判を押すよう迫っていた。タイ国籍で日本語が不自由なカニカには読めなかったが、示談書のたぐいだったことは間違いないだろう。一度断ると、社長は金額を倍の100万円に引き上げ、それでも頑としてうなずかないカニカに、そう怒鳴りつけたという。
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 最初から社長はこんな態度をとっていたわけではない。福島市内の斎場で大角が荼毘(だび)に付されるまで、カニカにかかった宿泊費や交通費を負担した。大角が働いた分の給料も払い、生活に困るカニカに米を10キロ差し入れもした。
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 だが、カニカは市役所の無料相談を通じて代理人弁護士の大橋昭夫(63)と連絡をとり、労災申請の準備を進めていた。
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 「裏切ったな」という社長の言葉は、弁護士に助けを求めたことに対する逆恨みだけではなかったはずだ。背景には、労災が認められれば経営が傾きかねないという抜き差しならない事情があるのだ。大橋は端的に言う。
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 「元請けから仕事が来なくなるのを心配したのだろう」
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「協力会社」の欺瞞
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 この業者は、東京電力が工事を発注した大手企業からみて4つめの下請けに当たる。電力会社が呼ぶところの「協力会社」である。
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 「協力を強いられているのに、あたかも進んで協力していると錯覚させる欺瞞(ぎまん)に満ちた名称だ」。そう批判するのは、約40年間にわたり原発労働者を取材してきたフォトジャーナリスト、樋口健二(74)だ。樋口は言う。
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 「底辺の労働者が何社もの下請け業者から搾取されている構造の上に、日本の原発は成り立っている」
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 汚染水処理施設の配管設置工事で、社長が大角に約束した賃金は、日給2万円だった。ただし、東電が発注した際の人件費が日給いくらと見積もられていたかは、定かでない。
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 2万円という日給が、危険とストレスの大きい仕事に見合った金額だったかはともかく、大角夫妻にとっては願ってもない条件だった。自宅アパートは6畳2間の2DKで、家賃は4万5千円。カニカが働くコンビニ弁当の製造工場の月給は、手取りで10万円強だ。
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 一方で、配管工としての大角の仕事は、この不況ともなれば収入も限られる。浜岡、島根、志賀…。大角の放射線管理手帳には、少なくとも平成3年から各地の原発を転々として働いていた記録があった。生きていくには、その経験を生かすしかなかったのだ。
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最後の晩餐、愛の言葉
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 「福島での仕事が決まったとき、私は『頑張ってな』と言ってしまった。止めたらよかった」。カニカはそう涙をぬぐった。
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 自宅アパートは中部電力浜岡原発から約2キロの住宅地にある。停電の多いタイの農村で生まれ育ったカニカは、世界有数の技術力で電気を量産する日本の原発が、たとえ事故を起こしていても危険なはずはないと考えていた。出発の前日、夫とともに旅行かばんと作業着を買いに行き、食卓に好物のカレーと刺し身、缶ビール2本を並べてささやかに前祝いまでした。
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 「お父さん、周りの人に迷惑かけちゃだめよ」
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 「心配するな。母ちゃんは自分のことを考えな。そして2年でお金をためて、早くタイで暮らそう」
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 カニカが労災を申請したのは、「原発事故の収束のために死んだのだから、仕方がない」と思われることが、耐えられなかったからだ。カニカは言う。「地震や津波でさよならも言えず亡くなった方々は大勢います。私よりつらいと思います。でも私もつらいんです」

http://p.tl/ORu6

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世界有数の技術力で電気を量産する日本の原発が、たとえ事故を起こしていても危険なはずはないと考えていた。

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タイの人どころか殆どの日本人がでっち上げの安全神話に騙されていたのだ。

おまけに性質が悪い事に騙す側までお互いに騙し騙されていた。

つまり、国民は原子力に関わる全ての人間の「壮大な公開自慰行為」を見ていた事になる。

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この「自慰行為」が何故止め処なく行われたか・・・

破天荒な国費=税金と電力マフィアが巻上げた銭が突っ込まれ、それに反社会集団が群がっていたからだ。

暴露=下手をすると社会から消される可能性大では口も重くなる。

それが今回の原発事故で大っぴらに語れるようになっただけの話だ。

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記事の登場人物はその被害者とも言える。




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