本職が忙しくて不定期になってしまいました。
醍醐寺の続きです。三宝院の表書院です。手前の部分は畳を上げると能舞台に
変わるそうです。上座から見下ろせるようになっていたんだそうです。
だいたいの施設は中(畳の部分)まで入れないことが多いのですが、醍醐寺は基本
入って間近で見学することが出来ました。
純浄観という建物で、秀吉が醍醐の花見をしたときに造らせた建物を移築した
ものだと言われています。
ここの縁側から見るお庭が綺麗でした。
山の中腹にこれだけの建物を作らせるとはやっぱり秀吉なんですね。
奥宸殿の棚は「醍醐棚」と呼ばれる違い棚で、修学院離宮の「霞棚」、桂離宮の「桂棚」とともに「天下の三大名棚」と称されているんだそうです。
見えにくいですが、襖絵は竹林花鳥図です。長谷川等伯一派によって描かれました。
襖絵は狩野派も有名ですよね。
名前の通り秋の七草が描かれているそうです。わかりますか
ハギ(萩) キキョウ(桔梗) クズ(葛) フジバカマ(藤袴)
オミナエシ(女郎花) オバナ(尾花) ナデシコ(撫子) だそうです。
葵祭は、祇園祭、時代祭と並ぶ京都三大祭のひとつで、襖絵には下鴨神社から
上賀茂神社へ向かって行列している葵祭の様子が描かれています。
次回は・・・ お庭を予定しています。。
しばらくは不定期になるかもしれません