豊国神社宝物館後編です
秀吉に関する年表です。
一般的に有名なのは天正10年(1582年)の本能寺の変でしょうかね。
ちなみに、現在の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、源頼朝は"征夷大将軍"に任ぜられました。
征夷大将軍は武士のトップです。徳川家康も征夷大将軍になりましたよね。
では、秀吉は?というと、征夷大将軍にはなっておらず、公家のトップである"関白"になって
います。こちらの方が政務をしやすいと考えたのでしょうね。
ここからは甲冑です。見た目からして重たそう これだけ防備をしていても脇の下は
守り切れず、そこを狙われると大変だったようですね。馬具を付けて、こんな甲冑を着た
武士を乗せて走り回る馬もすごいですが
茶塗桶川二枚胴具足(ちゃぬりおけがわにまいどうぐそく)
皺皮包二枚胴具足(しぼかわつつみにまいどうぐそく)
赤糸威胴丸具足(あかいとおどしどうまるぐそく)
馬具。六文銭の印があるので真田家のものではないかと言われているそうです。
馬もさぞかし重かったでしょうね
今ではコンビニでペットボトルを気軽に買える時代ですが、戦国期には陶器の器に水を入れ
て担いで走り回っていたわけですよね。陶器自体でもかなり重いのに大変だな。と。
豊臣家の瓢箪に作り上げているのが徹底していますね
「豊国大明神臨時祭礼」の屏風絵です。
秀吉の七回忌にあたる屏風絵です。
豊国神社がいかに広大な敷地であったのかがわかると思います。
「豊国祭礼図屏風」です。
屏風絵の下の部分で民衆が輪になって踊っているのがわかると思います。
それだけ秀吉は京都の民に慕われていたんですね
豊国神社宝物館は以上です。
素晴らしい展示物ばかりですが、ちょっと怖い というのが感想です。
さて、次は豊国神社から徒歩10分の真言宗智山派の総本山、「智積院」です。
この度もご覧頂きありがとうございました。