今回はドイツを何回かに分けて北部~南部へかけてご案内させて

頂きます。1回目はドイツの首都「ベルリン(前編)」です。

 

今年は統一ドイツ30周年でした。

ドイツが"西ドイツ"と"東ドイツ"に分かれていた事を教科書でしか

知らない人も沢山いそうですね。

 

私は16歳で初めてドイツに行ってから十数回ドイツを訪れています

が、どこか北海道と似ていて性格も日本人と似ていてとても過ごし

やすい国だと思います。私にとっては第二の祖国です。早くまたドイツ

へ行けるようにならないかなと心から願う毎日です。

 

この時は溜まったマイレージを使って久しぶりのドイツ一人旅です。

若い時はバックパックのリュックを背負って欧州内を旅したものです

が今ではもう体力的に難しいですね。私と同じ40歳overの方は若か

りし頃、同じように旅をされた方がたくさんいらっしゃるのではありま

せんか?今ではすっかりそんな学生たちは見かけなくなりました。

 

ドイツ近くになってくると夕焼けに色々な飛行機が照らされていました。

 

ドイツには夕方4時~5時頃に到着します。今回はJALですので

第二ターミナルへ向かいます。エティハド航空が止まっていました。

降機後に1階へ降りて入国審査を受けます。EU圏内の人用の

レーンとそれ以外のレーンがありますので、日本人はそれ以外の国

のレーンに並びます。私はパスポートのほとんどがドイツのスタンプ

だからなのか特に聞かれることなくいつもスムーズに通過しています。

にっこり"Guten Tag(グーテンターク/こんにちは)"と挨拶すれば相手

も案外にっこり返してくれます。

 

フランクフルト空港第二ターミナルの到着ロビーです。

この左側のエスカレーターを上ると第一ターミナルへ移動するシャトル

乗場へ行く事が出来ます。右側に行くとJALのチェックインカウンター

へ行く事が出来ます。そのまま外へ出るとタクシー乗り場があります。

JALのデュッセルドルフへ行くバスもこのまま外へ出て右側へ行くと

乗場があります。

 

空港からは第一ターミナルへ移動をしてS-Bahn(近郊列車)に乗って

フランクフルト中央駅(HBF)まで移動します。ドイツの鉄道は日本と

違い「改札」がありません。その為切符を買った際には、ホーム又は

車内の刻印機でしっかりとスタンプを押してくださいね。決して改札が

ないからといってタダ乗りはダメですよ~。時々抜き打ちで車掌が回

ってくることがあります。見つかると高額罰金です。市内までは約10

分で到着です。

 

この時のホテルは中央駅を右に出てすぐのところにある「モノポール」

です。初めて泊まってみましたが、金額の割には。という感じですね。

電車が下を走っているので終電になるまでずっとうるさいのが欠点で

すね。駅に近いのは最高です。ホテルに着いても疲れているので駅の

インビス(キオスク/売店)でちょっと用事をたすのにも助かります。

 

ちなみに駅を右側に出て目の前にあるのがモノポールホテル。

同じく右に出て少し歩くと日本の「東横イン」もあります。まあ、ドイツ

まで来て東横インに泊まるかというと泊まらないと思いますが。

添乗員さん情報としては、上の2枚目のところが貸切バス乗場です。

ここに止めきれない時はもう少し左に進んだところに止めている場合

があります。ちなみに、このバスが止まっている辺り、クスリ系の注射

器が時々落ちていますので夜歩くときは気を付けてください。

 

翌朝、ICE(インターシティーエクスプレス/ドイツ版新幹線)にて首都

ベルリンへ向かいます。午前9時13分発のICE374号、ベルリン・オスト

バンホーフ(東駅)行きです。途中ハーナウ、フルダ、ベルリン中央駅

へ停車します。ここでも改札はありませんのでそのまま車内へ。

日本と違い「切符」もありません。飛行機のようなEチケットの様なもの

がチケットとなり、車掌さんが後程確認にやってきます。

 

ヨーロッパの駅には下記のような時刻表があります。

列車編成表です。日本ではあまりないと思いますが、途中まで同じで、

途中で分岐する列車があります。しっかり確認をしておかないと、気が

ついたら自分の列車は違うところに着いていた。何てこともありますの

でお気を付けください。また、日本の様に「指定席(車)」、「自由席

(車)」と決まっていません。基本全部自由席で、指定が入っている区間

のみ座席の上(荷棚の下あたり)に区間が表示されていますので、

その区間は座る事が出来ません。

 

ドイツの大きな都市の駅は基本的に折り返し式になります。日本の

様に突き抜ける事が出来るような仕組みにはなっていないので、

大きな都市に到着する度に進行方向が変わる事が多々あります。

ですので列車の座席も向かい合わせになっていることが多いです。

または逆に進むことも多々あります。日本人からするとあまり好きな

タイプではありませんがヨーロッパの列車ではかなり多いですね。

 

私はベルリン中央駅で下車をして、S-Banhに乗り換えてホテルへ。

 

宿は旧東ドイツ側にあるラディソンブル。このホテル、中に入るとビック

リなんです。驚きの何かがあるのですがさて、それは何でしょうか?

正解は、「水槽」です。

ちゃんと魚も泳いでいます。ホテルの中に、しかも普通のシティー

ホテルの中にこんな巨大な水槽があるのは初めて見ました。

内側のお部屋からは水槽が見えますよ。

 

前編はここまでです。

後編はまた明日アップします。

 

ご覧頂きありがとうございました。