斗星の珍車マニ24 500番台はご存知だろうか?

北斗星の増便により、電源車が不足し1989年に改造された2両のみの珍車である。

マニ50-2048 → マニ24-501 JR東日本

マニ50-2070 → マニ24-502 JR北海道

どっちも0番台(2000は電気暖房対応の意)なんですね

50系由来のため、側面はストレート車体、屋根は飾り屋根を乗せて上だけは編成美を…と、なんともできるだけ頑張りました車両である。


○今回の内容

 ・マニ24-501,502の作り分け

 ・マニ24のダミーカプラーは似ているのか?

二本立てです。


○作り分け

 TOMIX 92792 JR 24系25形特急寝台客車(夢空間北斗星)セットにて製品化されたマニ24-500番台ですが、一応プロトタイプは夢空間なので東日本の501なんですね


今回作り分ける部分としては乗務員扉になります。マニ24-501の前位の乗務員扉の窓にはHゴムがないですが、502にはHゴムがあるという違いです。

実は、マニ50にもいえることで、前位、後位の乗務員扉の窓にHゴムがついている車両がちょくちょくいます。

種車の違いなのかもしれないですが簡単にできそうなのでやってみます。


まずマニ50(犠牲)とマニ24をご用意ください


今回はTOMIXでやりますが、窓寸法が合う場合はKATOでやっていいと思います。ホビセンのジャンクにマニ50の窓があれば100円でできる加工ですから

(私は中古2000円の窓代)


さっと分解し



躊躇なくHゴムのある乗務員扉を切り離します

無理矢理やるとアクリルにヒビが入るので、両目に切り込みを入れて折ました。


こだわる人はこの残った窓もマニ24の荷物室窓にはめ込んで格子付きにするのもいいと思います。

今回はやりません。


Hゴムは黒なのでぬります


マニ24の前位窓も切ります


Hゴム窓は高さはOKですが幅が2.50mm

マニ24の窓穴の幅は2.45mmなのでそのままでは入りません

私はデザインナイフでうすーく削ぎ拡大しました

失敗したら大惨事です笑

最後に両面テープで裏から貼り付けて終わりです。


↑製品そのまま501

↓改造502


ちなみに今回、502の前面窓のHゴムも塗りました

確か登場時は全部黒ゴムでしたが、どっからか両脇だけグレーになっているんですよね



時代考証した資料がどっか行き、頭もボケてるので忘れました。

北斗星wiki見れば多分わかります()


話はここら辺で区切り、次の話題へ


・ダミーカプラーは似ているのか


TOMIXの夢空間に付属品としてあり、PZ6255 ダミーカプラー(マニ24-500用)もしても分売されていますが、ぶっちゃけ似てるか?ということです


ネットの海の中最もわかりやすいと思われるマニ24の連結器周りの写真です

 

こちらpz6255です


表現したいところはわかるけど…

うーん今ひとつ…


ここは、最新のカプラーjc6387(24系客車用)を活用し、さらにpz6296(14系用)を取り付けてみようではないかと



悪くないんじゃね?

取り付けには干渉する部分をいくつか削らないとならないけど、連結器下のテコとか再現すれば割と良さげ

ホース関係も不要な部分は切ってみました


夢空間セットのマニ24をいじったので、ついでにオシ25-901も



TOMIXのTNカプラーの機関車と連結できて、不満点は少々あってもそこそこリアル

既製品で加工数を少なくして、手軽に頑張る!だったら、こんなもんでいいんじゃないでしょうか?


もっといいやり方あったら教えて頂きたいです


今回は、悩みながら約1時間ちょっとダラダラやった加工のはなしでした。